本大会へ

予選を通過したのは、一彩、章介、暮村、かえで、栞菜、後一人は永田だった。


章介達は永田が予選に参加していたことに驚いていて、シードのルアード、辻も加えた8人が文京体育館行きを決めた。


組み合わせがくじ引きにより周藤と尾生沢がそれぞれ担当


一回戦は、かえでと永田


二回戦は、ジャグラー辻と章介


三回戦は、ルアードと栞菜


四回戦は、暮村と岩下に決まり、章介はジャグラー辻に警戒していたが、かえでが冷たい表情をしていて章介は後で気が付く


久しぶりに栞菜と話した章介は、安心感を覚える。


「久しぶりだね、ゆっくり話すの」

「ああ、そうだな」

「ねえ、かえで感じ悪くなった」

「違うな、勝負師のオーラだよ。もう怯えていた時のかえでじゃない。俺は眼中にないみたいだ。今のあいつに見えているルアードさんや辻さんぐらいだ」

「怖いのよ。章介」

「珍しいな、そんなこと言うなんてさ」

「私、今のかえでとは戦いたくない」

「栞菜」

「次は決勝で戦えたらいいわね」

「フラグ立てんなよ」

「いいじゃん、今のかえでが勝つのが気に入らないだけよ」

「敵愾心丸出しか、女は怖いな」

(しかし、今の俺にそんなモチベーションあるのか、対樹さんあなたを失った日から俺は)


一回戦


俺は試合を見なかった。多分見なくてもかえでが勝つとわかっていたからだ


三課目にて 20000 20000のまま推移していたが、かえでがある一括合成カードを出して勝った。そのカードが銀薔薇フェニックスだった。


40000 20000で永田は泡を吹いて敗退した。


「章介が見なくて正解だった。大嫌い、今のかえで 最低よ」


他に見ていた暮村が怒りを顕にしていたが、ルアードは「プロ意識が高い 才能はあるね」と褒めていたが、辻も「気に入らんな 礼を欠いている 対戦相手へのリスペクトもないな」と呆れていた。岩下も「ち、なんだよ。あいつつまんない試合しやがって 木田負けるんじゃないかこの大会 あいつなんだか覇気がなかったから」


章介は試合を見なかった理由をビターオペラに問われたが、「かえでを目標にするのは卒業したんだ。今は自分自身が敵なんだよ」

「あんた、戦うことに怯えてるみたいだよ。まだ消えない 炎戟達の最期に」

「かもな、だからって対戦相手に失礼だよ。辻さんにはそんなプレイできない」

「章介、簿記札をやめるか、続けるかはあんたが決めるんだ。辛いことから逃げちゃダメじゃないとは思わない 今のあんたを直視出来ない!パートナーとしての愛の鞭よ」


つづく

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