第12話 私生きた証をここに
ここまで読んでくれた人がいるなら、
まずは、ありがとうと言いたい。
いや、「ありがてえええええ!!」
すいません。少し感情的になりました。
この文章は、
誰かを説得するために書いたものではない。
正解を提示するための本でもない。
ただ、
うつ病になった一人の人間が、
世界の見え方が変わっていく過程を、
正直に置いていった記録だ。
書きながら、
自分が強くなったとは思わなかった。
前向きになったとも言えない。
ただ、
「無理をしなくなった」とは思う。
立ち止まっていい。
できない日があっていい。
調子の波があっていい。
それを許せるようになるまで、
自分には時間が必要だった。
もしこの文章が、
どこかで誰かの呼吸を少しだけ楽にできたなら、
それ以上の意味はない。
うつ病は、
努力不足でも、甘えでもない。
これは脳の病気だ。
だから、
焦らなくていい。
比べなくていい。
今この瞬間を、
無理のない範囲で生きていれば、
それで十分だ。
人生は、
いつの間にか思っていた形から外れる。
でも、なんだかんだで、
なるように、なっていく。
この本が終わっても、
生活は続く。
調子の良い日も、悪い日も、たぶん両方ある。
それでいい。
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