概要

期待できない私が、彼女のぬくもりとおせちで特別になる。
正月の朝。冷えた部屋で目を覚ました「私」は、新しい年にも未来にも特別な意味を感じられないまま、淡々と時間を迎える。でも隣には、寝ぼけた笑顔で寄り添ってくる彼女がいる。二人で炬燵に入り、彼女が丁寧に詰めたおせちをつつきながら、言葉少なに温もりを分け合う。期待はないはずなのに、この瞬間だけは手放したくなくて。静かな幸福が、ゆっくり胸に染みていく正月の小さな物語。

*飯テロです。
  • 完結済1
  • 3,257文字
  • 更新
  • @Aya_Nanjo

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