第17話 居場所の消失


夜。


酒場の笑い声が、

遠くに

聞こえる。


ロックは、

宿の窓から

町を見下ろしていた。


光の中に、

自分の

居場所はない。


強すぎる力は、

人を遠ざける。


ブラッククリスタルを

追放された時と

同じ感覚。


違うのは、

理由だけ。


「……また、

 一人だな」


だが、

今回は

分かっている。


この孤独は、

自分が

選んだものだ。


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