第13話 深層の異変


深層へと続く通路は、

これまでとは

明らかに違っていた。


空気が、

重い。


呼吸するたび、

胸の奥に

魔力が沈み込む。


ロックは、

無意識に

胸元を押さえた。


古代魔法士として

目覚めてから、

この感覚は

強くなっている。


魔力が、

世界と

直接つながっている

感触。


「……ここは、

 危ない」


理解できる。


それでも、

足は止まらない。


深層の奥で、

何かが

呼んでいる。

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