第5話 数珠と救急車
「出ていけ! もう別れる!」
いつものように喧嘩をし、音夢が 銀次に、ひと言投げつけた。
音夢は、気分を入れ替え、
部屋の中で、子供達と楽しく遊んだ後、
「もうそろそろ寝る時間やで!」
みんなで布団に入り、いつもの絵本の読み聞かせが始まった。
すると、玄関の外でものすごく大きな音がした。
(ドーン! ガッシャーン!)
「えっ?今の音 なんだ?」
すぐさま、子供達が真っ暗な玄関の外へと向かったので、
音夢は
「ちょっと待って!危ないから行ったらダメ……汗」
もう遅かった。
実は音夢は、めちゃくちゃ怖がりでビビりなので、思わず身体がフリーズしてしまっていたのだ。
すると
「おかあさーん! だれか、たおれてるー!」
ええええ…!!!
私は慌てて、必死に見に行った。
「誰? 怖っ!」
やはり…銀次だった。
でも、何か無気味だ。
子供達が
「なんか、くびにまいてる~」
暗闇の中、必死に除き混んで見てみたら
数珠・・・。
「ええええ。もっと怖っ!」
どうやら、薬を大量に飲んだっぽい。
いわゆる、オーバードーズってやつ。
でも、どこで飲んだかは定かではないが、ちょうどうちの前で倒れる計算がされていたのか・・・?
それとも意識がない振りをしているのか・・・?
いつもながら、よく分からない。
大きな犬の刺繍が入った上下のジャージを着て
(チンピラがよく着ている)
首に数珠巻いて
坊主頭にバンドエイド
何がしたいの・・・。
急いで救急車を呼んだ。
救急隊員が
「お知り合いの方ですか?
一緒に病院に来てもらえますか?」
音夢は言った。
「知らない人です。」
救急車は静かに走って行った。
だいたい全部、変 夕月音夢 @tumu_nemu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。だいたい全部、変の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます