つれづれ (徒然なるままに Ⅵ)

姑兎 -koto-

第1話 懐中時計

我が家に代々伝わる懐中時計が、今、私の手の中にある。

どうしたものか。


わかっている。

私には、その能力がある。

でも、使いたくはない。


能力を受け継いだ者が使えば、時を巻き戻せる懐中時計。

多分。

私にその能力を使わせたくて、私にくれたのだろうけれど。


あいつだけは、助けたくない。


ー完ー


明日のお題は『悲壮感』デス^^


本年も宜しくお願いいたします_(._.)_

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