平凡な私が目を覚ましたら地下施設で殺し合いのレースに参加した件について
さばよみ
躁
私オクソラはいたってどこにでもいる高校生。
澄んだ青空はきれいだし、春先の柔らかい光にかすかな絶望を感じて学校に向かっています。
かあちゃん。私いつか将来お金持ちになって楽させてあげるからね。
学校は嫌いだけど。生きていくためには必要だもんね。学校も満足に通えないなんて、社会不適合で何らかの主義に反するもんね。
机に落書きされても上履きに画びょうを入れられても。焼きそばパンは相変わらずおいしいように。私も、負けないよ。
だからわたし戦うね。
戦いなんて、殺しなんて平和への先延ばしに過ぎないよね。
一瞬を我慢するだけで一生の不自由が約束される。
賞金は金塊5億トン。規格外の金塊は遠い宇宙の惑星から持ってきたもの加工し、勝利者に寄付されるそうです。
現金に換金したらいったいどれくらいの値段になるだろうね。
校門の前に迎えのバスが来きた。まるで修学旅行みたいに。いや、修学旅行なら校庭に停まるか。
怖くないよ。死んでもかあちゃんと会えるもの。
かあちゃんが欲しがった自由を私が代わりに手に入れるよ。
いってきます。
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