あとがき




このお話は「BRIGHT GIRL」というラブコメのスピンオフ小説になります。


BRIGHT GIRLを魔法のiらんどで連載していたとき、私は大学生でした。


当時は深く考えずにあゆみに「家事」と「弟妹のお世話」という役割を背負わせましたが、大人になって気づきました。この子はヤングケアラーだと。



本編の明るい雰囲気に水を差すような形になってしまうので、とてもとても迷いましたが、やはり書きたいなと思い、今回執筆に至りました。



私は仕事上、いろんな事情を抱えた子どもたちと接しています。そのなかにはヤングケアラーもいました。弟妹のお世話を懸命にしていたお姉ちゃんがいました。高校を卒業したら自分が弟妹の世話をするのだと言っていました。


でも、その子が支援をする大人に巡りあい、自分の自由を手に入れ、思うままに生きていく姿を見て思いました。幸せになってほしい、と。



私はこの物語でヤングケアラーを肯定したいのではありません。ヤングケアラーの子どもたちが背負っているものは、本来大人が担うべきものです。それでも、どうしても背負わされてしまう子どもたちはたくさんいます。



私は願っています。誰かの幸せのために懸命に生きてきた人々には、幸せになってほしい。



そんな思いで書き切りました。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。



北葉

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明日も幸福【完結】 北葉 @kitababba

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