第7話 ある小説家Aの活動記録⑤

 20XX/12/28の記録


 20XX/12/28 20:41 

 B、ちょっと、聞いてほしい

 ことがあって。

 最近、少し執筆が止まっててさ。


      

                   

        20XX/12/28  20:42 

       珍しいな。どうした?




 20XX/12/28 20:44 

 この前、ある人に感想を送ったんだ。

 そしたら、その内容をXで晒されてて……。

 文面、ほぼそのままで。



         20XX/12/28 20:46 

       ……あぁ、なるほど。



 20XX/12/28 20:46 

 え?



          20XX/12/28 20:47 

          あいつな。

          俺んトコにも来たこ

          とある。

 


 20XX/12/28 20:48 

 来たって……DM?



                                                       

         20XX/12/28 20:49 

         そう。

         界隈じゃ、わりと有名

         だぜ。

 

 20XX/12/28 20:51 

 ……知らなかった。

 


         20XX/12/28 20:52  

        まぁ、今回は

         地雷踏んじまったった

         ってところだな。

           ドンマイ。

 


 20XX/12/28 20:54 

 正直、ちょっと怖くて。

 書くたびに、

「これもどこかに出される

 んじゃないか」って考えちゃって。

 


        20XX/12/28 20:56 

         分かる。

         一回やられると、来るよ

         な、それ。


           20XX/12/28 20:58 

         そういやさ。



  20XX/12/28 20:59 

 うん?



         20XX/12/28 21:00 

          あいつ、最近は書いて

          ないぞ。少なくとも、

          作品は止まってる。



20XX/12/28 21:01 

 ……え?

 


         20XX/12/28 21:02 

        前は連載してたけどな。

         今は、感想とか批評っぽい

         のばっかりだ。

 


 20XX/12/28 21:05 

 そう、なんだ……。



        20XX/12/28 21:06 

          ま、俺も調べてみるわ。

          ちょっと気になるし。  

           


 20XX/12/28 21:07 

 ありがとう。

 それだけで、だいぶ救われた。

 


          20XX/12/28 21:08 

          気にすんな。

          一人で抱える話じゃね

          ぇよ、これ。




          ↓

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る