今年は午年。
黒羽冥
第1話お祝い
今年も開けてしまったな…………これは嬉しい事だよな 。
俺はそんな事を考えていた。
お祝いというか………日本中が新年を迎え祝い ムードなのである。
せっかくならば祝い事を一人じゃなく皆で祝いたいよな。
そんな事を考えていた俺。
ならばと俺がとった行動は『ライブ配信』を しようかと思いつく。
そして俺はライブ配信の準備をする。
機材を設定し、これでライブ配信の準備はできた。
だがメインの何かが足りない気がした。
どの道、俺が今日やる配信は雑談配信だ………だがいかんせん何かが足りないではないか。
するとふと思い出してしまった。
俺がそう……きっと今日のこのために手にしたのだろうと思ったとある物。
それは俺の部屋の押し入れの奥で………じっとこの日の為に用意されたものなのだろうと感じていた。
そんな俺は押し入れを開け…………それを入れていた箱を取り出す。
多少箱に埃が被っていたが……まあ中身は無事だろう。
そして俺は箱を開いていく。
俺は箱の中に手を入れていく………まるでなにか大切な物をそっと取り出すように。
俺は震えながら………ゆっくりとそのものを手に取り出す。
そして俺はゴクリと唾を飲み込むと………それをそっと頭上へと。
ゆっくりとそのものを下ろしていくとスポッと頭から俺の顔を覆うようにそれは入っていく。
俺は鏡を見る。
そこに映ったのは………馬面の男。
『よし!!これでライブ配信のインパクトは充分だ!!』
俺は午年ということもありそれを実感する。
そこへトントンっと部屋をノックする音。
『お兄ちゃん!?入るよ!お昼何にする!?』
妹が俺を目にし、戸を閉めて立ち去る。
『気を取り直してライブ配信だ!!!』
そして俺の配信は大盛況だった。
◇
◇
◇
『ふぅ………いいお祝いのライブ配信になったな………!!』
俺はライブ配信に満足していた………そして馬面を外そうと手をかける。
ところが全く外れない馬面。
俺は焦り叫んでしまう。
『おおおおおーーーーーーーーーーやばい!!外れないぞ!!!』
ふとその時…………頭に思い浮かべたのは。
『こ…………これって……………祝いじゃなく…………』
『呪いじゃねええかあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!???』
◇
◇
◇
お読みくださりありがとうございました。
今年は午年。 黒羽冥 @kuroha-mei
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