復讐を終えた俺は高校生になった

篠崎 ムツ

第1話 復讐を果たした後は?

 この世界は1970年代に魔術等が生まれて、飛躍的に身体能力の向上、魔法が使える等と言った現象が起きた。

 そして、今はそれが当たり前になり、科学的にも飛躍的に技術発展をして、異種族等も違う世界から来ている。

 しかし、人間界は比較的に安全であった。

 それは、神になりうる存在が天使等を派遣して、統治してくれたからであった。

 

 そんな中、この物語の主人公、ミナガミ=アイトは幼い頃、両親を同じ人間族に殺され、父親の祖父母の家に育てられ、中学3年生の時にその組織の壊滅に成功した。

 

 それは世界に各地に強力な戦力を持つ組織のクリープに祖父母の友人ミカジマ=マークに頼んで入れてもらい、自らクリープのメンバーとして、過酷な訓練を受けて、壊滅に成功した。

 

 しかし、日本の小学校や中学校に休みがちで行っても、任務、訓練があった為、ほとんど休んで、友人等はいなかった。

 

 それを見かねたマークはクリープの一員をアイトを辞めさせて、普通の高校生として、日本の高校に通わせる事にした。

 

 本来は日本を担当している10番隊の副長を任せるつもりだったが、平和なこの日本にいる為に普通の高校生らしい生活を送らせたいと言う、祖父母とマークの話によって、クリープの上層部は承認した。


 そして、アイトは今までの給料と退役の恩情金のお金をもらって、一人暮らしをして、高校生として、この春に日本のシュバイン高校に入学する事になる。


 猫型の使い魔ネイムと共に一人暮らしを始めて、明日から、高校1年生として生活する。


 「いよいよ明日からですね。アイト様。」


 「そうだなネイム。でも、使い魔許可が降りないといけないから、申請してからだ。ネイム、大丈夫か?」


 「大丈夫です。私もアイト様も一人には慣れているではありませんか?」


 「そうだな。ネイム。下の棚を開けて置くから、魔力フードのユープを勝手に食べてくれ。食べ過ぎには注意な。」


 「分かりましたアイト様。本来なら、副長になられるお方だったのに、どうして受け入れたんですか?」


 「まぁ、じいちゃん、ばあちゃんには安心して欲しいからな。もう、復讐をする組織も壊滅したし、マークさんからも普通の生活を送れと言われたし、いいタイミングじゃあないか?」


 「そうですが……アイト様ほどの人材、他の組織が放って置きませんよ!」


 「その時は丁重に断るよ。もう、じいちゃん、ばあちゃんには余計な心配はかけたくないからな。」


 「アイト様は優しすぎます。」


 「ありがとう、ネイム。じゃあ、今日はもう休もう。」


 そして、アイトは明日から普通の高校生として、入学する事になる。


 


 


 

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復讐を終えた俺は高校生になった 篠崎 ムツ @kazu213304

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