ステップ1 師匠を探そう(1)
ピンポンパーポン
「異世界転生して魔法少女になりたい花咲くん。至急、職員室に来てください」
なんで、放送されてんの!!嫌がらせなの!!令和の時代にそんなのいいの!!
「繰り返します。今流行りの男の娘のくせに、魔法少女とキャキャうふふしたい花咲くん、至急、職員室に来てください」
繰り返しすな!!流行ってねぇよ!!多分。
「繰り返します。昨日、先生の呼び出しを無視して魔法少女の姿で街にくり
職員室へダッシュ。
がらがらがら
「やめて!!ロリ先生、これ以上はメンタル0になるからやめて!!」
「………」
「………」
「自作のフリフリのピンクの魔法少女服を
「すみませんでした!!月読先生!!」
「ロリ先生、呼ぶなし」
ロリ先生こと、月読ことみ先生は僕を指差して叫ぶ。
見た目が一桁にしか見えない合法ロリっ子。僕はそっち系には興味ないけどその手の女の子が好きな同級生とか男先生には人気がある。
スマートフォンを机にしまう月読先生。
スマートフォンから放送できる迷惑な時代だ。
「花咲、こっちに座りなし」
「合法ロリの語尾は普通じゃなんじゃ」
「合法ロリ違うし」
理不尽な放送されたら仕返しにつぶやいてみた。
月読先生に合法ロリは禁句だ。
「ロリ先生にじゃ、天才か?花咲」←モブ先生1
「ロリ先生のじゃ聞きたい」←モブ先生2
「ロリ先生は生きてるだけで至高」←モブ先生3
「ロリコン変態教師ども、黙るのじゃ!!って黙るし。じゃていかにもだし。いかにも、合法ロリて感じだし。お色気たっぷりのおばぁちゃん先生だし」
「じゃ、いただきました(はぁはぁ)」←ロリコンモブ先生1
「ロリコン変態頂きました(はぁはぁ)」←ロリコンモブ先生2
「ロリの罵倒って、いいよね(はぁはぁ)」←ロリコンモブ先生3
変態しかいねぇ!!こいつら、中学生の先生やってて大丈夫なの!?
て、冷たい目で見ながら月読先生が用意した椅子に座る。
「気に入らない。ホント気に入らないし。将来の夢て作文でアレってホントふざけてるし」
「ふざけてなんかいません!!ホントに魔法少女になりたいんです。憧れなんです。現実にはなれないって分かってるけど、憧れが止まらないんです」
「そこじゃないし。そんなになりたかったら現世でなればいいし。異世界転生、異世界転生て、異世界転生って死ぬってことだし。死んだら異世界なんかに転生しないし。土に戻るだけだし」
すごい勢いで怒鳴る月読先生。
「自殺してまで魔法少女なんて、なるもんじゃないし」
月読先生、泣きだすし
「ああー花咲が泣かした」←略1
「泣き顔かわいい」←略2
「世界に残したい秘宝」←略3
「別に自殺しようて訳じゃないですよ。ただ、現実にはなれないでしょ。魔法少女」
「いや、なればいいし。確かに狭き門ではあるけど、そんなやる気のある魔法少女志望者久しぶりに見たし」
ぽかーんとした顔で言う月読先生。何言ってんだ、こいつ?みたいな顔してる。
「そっか、性別は気にしなくていいし。魔法少女って魔法使い見習いの総称みたいなものだし。たしかに男の魔法少女って少ないけど、男の魔術師も歴史上にはいたくらいだし」
今度はこっちがぽかーんとする。何、言ってんだ?この人。
「現実に魔法少女っているんですか?」
恐る恐る聞いてみる。
「いるし。つうか、この鉛市って魔法少女の聖地だし。魔法少女の専門学校もあるし。イオンの3階にあるし。元リバーナの方のね」
まぢか。知らんがな。
「つうか、私も魔法少女だったし。今は魔法使いの最上位の魔術師だし。魔術師になったせいで合法ロリだし。永遠の11歳だし」
なんか、すごい魔法少女だったらしい。伊達に合法ロリじゃないな。
「って合法ロリ違うし。11歳違うし。300歳から年わからないし」
セルフ突っ込みをする月読先生を見てモブ3人がにやにやしていた。
「略」←モブ変態1
「略」←モブ変態2
「略」←モブ変態3
こいつら、通報していいかな?
魔法少女になるための7つのステップ 大魚マグロ @s9kk015
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