夜人物語
猫町大五
第1話
夜人はその当時は大いに、恐怖の対象であった。
有り体に言えば、吸血鬼をはじめとした怪異の類いの総称である。昼に生きる者たちを喰らい、月夜の街を闊歩する彼らは、十年ほど前の発生から、この帝国をも蝕んでいた。
しかし、十年である。圧倒的とは言わずとも、対等以上に対抗可能な兵力によって、その脅威も一時よりは低下したのである。
軍が駆除に回り、結果眷属と大隊による集団戦闘から、被害での遊撃戦に移り変わった戦は、終結が近づいていた……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます