新任されたクラスの生徒たちが巨乳ばかりで、気が散りまくる件について

フミオダ

第1話

 「あなたには一年三組の担当をしてもらいたいの」


 学園長、ネル・ユーリヴァが上品に笑いながら話す。


 「あの、何度も言いますが、言わせていただきたいのですが、本当に私でいいんですか?」


 「ええ、ルークさん。魔法のテストは合格ですし、他にも男性の教師がいるから、自分が男だからと気にしなくて大丈夫です。ただ…三組の生徒は個性豊かと言いますか…いろんな方がいるので、大変になるかもしれませんが」


 「が、頑張ります……」


 「年配よりも、歳が近ければ生徒たちにも良い刺激になるかと思っています。ルークさんを採用したのはそこの意味もありますので、緊張せず素の状態で授業をしてもらえればと思います」


 「良い刺激になりますかね。歳が近いといっても、年頃の女の子の相手、正直怖いんですが…偉そうにしやがって、とか嫌われそうで怖いです」


 「大丈夫ですよ。頑張りましょう」


 気品に溢れ、笑みを崩さない姿は捉えどころがない。

 俺は苦笑しながら学園長室を後にする。




 息を整える。

 一年三組教室前。

 あぁ、緊張するなぁ。こんなに緊張するのは本当に久しぶりな気がする。もう辞めたくなってきた。

 いや、お金ないと生きていけないし、働くしかないんだけどね。

 教室の扉に手を掛け、一気に開ける。

 生徒数二十人。その視線が肌に突き刺さる。

 流しながら、教壇に立ち、視線を生徒たちに向ける。


 「皆さんこんにちは。本日から一年三組の担当となりました、ルーク・クラッドです。よろしくお願いします。えーと、授業の挨拶を……」


 「起立」


 日直の一人の生徒の号令で、他の生徒たちが立ち上がる。

 ぶるん。

 ん?


 「礼」


 ばるん。

 はい?


 「よろしくお願いします」


 ぶるんぶるん。

 生徒たちが動くたびに、見事な双丘たちが揺れ動く。

 ああ、やっぱり俺無理だわ。

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新任されたクラスの生徒たちが巨乳ばかりで、気が散りまくる件について フミオダ @fumioda

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