第6話 いつもの朝の始まり

令和八年 睦月陸


 ガラガラガラー、ガラガラガラー。


夜明け前、近所の工場こうばの引き戸が開く。


 ピーッ、 ピーッ、ピーッ、ピーッ。


フォークリフトの後進の音が響き、


朝一、製品を運搬用トラックに積み込む。



 正月も明け、いつもの朝が始まった。


本日も快晴。 西風、強し。



 神棚の水を取り替え、二礼二拍手一礼。


いつものように拝んでいると、


後ろで、一足早く朝飯をパクついているカミさんが、


おかずの干した太刀魚の焼いたやつの味がどうの


こうの、塩加減がなんちゃらかんちゃら、と、


やかましい。


 ん! これも、いつもの朝だな。



 ちなみに、くだんの太刀魚。


昨日、地元のスーパーで購入した魚。


太さ、指三本位。 頭を落としたやつで、40~50cm位。


三本で280円、六本購入。


三本は、塩干。 三本は、おろして、身は味醂漬け。


骨も味醂漬け。 全て、夕食のおかずに成りました。


ごっつぁんです。





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