太陽系の双子惑星
さなぎふとん
第1話 出発
人は急速に太陽系に散らばった
実感はわかない
すごい時代だとは思う
他はよくしらない
朝なので学校に行く
足下には花びらが舞っている
いつのまにか顔を上げると校舎だ
未来に学校はあるんだろうか
学校は好きだ
私の学校は綺麗で広いので
ひとりの居場所もある
嫌なこともなんだって忘れられる
時間があると人は多くの事に気づける
'体育倉庫の切り株にキノコが生えてる
'校舎裏の池で亀が甲羅干しをしている
'山の上の塔にはいつも人が立っている
これはこれで青春だろう
そう思い時を浪費するぼっちなのだ
雨がぽつりぽつりと降り出す
階段を下ると賑やかな声がする
教室に入ると暖かい感じがした
''すみません…?''
振り向くとピカピカの制服を着た
穏やかそうな少女がいた
知らない人だった
席につくと朝学活が始まり
自己紹介が始まりそして案の定隣の席
名前は天津みかと聞いた。
互いに会釈を交わすと朝学活再開
彼女は終始もじもじしていた
''私は学級委員の三崎涼子、よろしくね''
これで大丈夫だっただろうか?
彼女はこちらを見て落ち着いたように微笑む
''よろしくね…!''
弱々しくも優しさを感じる声は
心底可愛らしかった
初めて人に興味を持った
地鳴りが聞こえる
山の上の塔から光が昇った
私たちの町は冥王星を発つ
これから新しい日々が始まるのだ
次の更新予定
太陽系の双子惑星 さなぎふとん @sanagiinofuton
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