9.昼と夜

 前回、ワイルドを習得したと書いたが、完全習得ではなかった。

 なぜか、昼寝の時にしかワイルドは出来なかったのだ。

 夜はワイルドに入れず、金縛りになってしまう。練習はしたけれども、これは覆せなかった。


 分析すると、金縛りは苦痛を伴う。その何十年と積み重ねた記憶を、わたしは払拭することが出来なかったのだろう。

 つまり、夜は金縛りになるという意識が、ワイルドを邪魔していたのだろうと思う。


 ということで、わたしの習得したワイルドは昼限定だったという話。

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