第2話

俺の名前は楠間 透。青葉第一高校に転校する、高校2年生。

今は親と一緒に校長室で話を聞いている。

この学校は全寮制らしく、敷地内には大きなスーパーがある。

見た目もすごい。

親の都合でここに来たけど、なかなかのところに転校する事になったな...。

俺、友達できるかな...?

クラスは2−1で、もう噂は広まってるんだとか。


「___という感じですが、よろしいでしょうか?」

「はい。よろしくお願いします」


もう話終わったのか。

校長の話が長すぎて死にそう...。


「...お前か?2−1の転校生は」

「はい。」


口悪!

びっくりしたわ...

こんなのが先生か...ろくな生徒いなさそう......。

その時は、そう思ってた。

_________________________


「校長から話は聞いただろうが、この学校では文系に力を入れている」

「はい」

「それで、楠間は文系は得意か?」

「文系も理系も得意です」


はあー...面倒くせ.....。

めっちゃ口悪いし...この学校不安だなー...。


ドン!


......は?何があった?

机になにかぶつけた落としたけど...


「あの、今のは....?」

「何のことだ?うちの方から聞こえるのか?気のせいじゃないか?」


俺は察した。

この担任のクラスでいじめがある。

見て見ぬふりをすんのか...。最低だな。


「お前はここで待ってろ。俺が呼んだら、入ってこい」


俺は廊下で一人、残された。

少し肌寒い。寒いよりも暑いのほうが自分的には良いと思ってる。

普通に夏生まれっていうのもあるが。


「入ってこい」

「はい」


俺は軽く返事をして中に入った。

.....あの人か。

前の学校でもいじめられているやつが居た。

そいつは俺が助けられなかったから_____

だから、俺はいじめられてるやつは一発で分かる。


「楠間 透です。よろしくお願いします」

「きゃー!」

「イケメンすぎるー!!!」

「おわ...かっけぇ...!」

「なあ、その青髪地毛?」

「はい。染めてません」

「まじかよ!」


言われると思った。俺は青髪。母がアメリカ人で父が日本人。

それでも青髪は珍しいらしい(母情報)。

でも、一番珍しいのは赤髪らしい(父情報)。


「楠間の席は....あそこだな。隣のやつ、色々教えてやれよー」

「きゃー!!」

「いーなー!!」

「お!俺と同じグループじゃん!」

「よろしくな!」

「はい。よろしくお願いします」


どいつもこいつもキャーキャー言いやがって。

こういう奴らって顔しか見てねぇんだよな。

_____________________________


「なぁ、一緒に昼飯食おうぜ」

「......ああ。」


なんか勝手に友達作れた。

いや、群がってきたという感じだ。

俺は一人で食いたいが...。

まぁ人間関係を築くためにも必要なことということは分かってる。


「あの!今日お時間あいてますか?」

「私が最初よ!」

「待ってよ!私が先よ!」

「違うわよ!私!10分前から居たのよ!」

「ちょっときてください!」

「.........」


うるせぇ......。

頭痛くなるし...馬鹿が移りそうだ。

それより俺は...あの人が気になる。

まだここにきて初日だが...昼休みになると一目散にトイレに行ってる。

友達が居ない人のする行動だ。(推測)

俺が様子を見に行きたいが、女子トイレだし...

俺が関わると返っていじめがエスカレートするだけだろう。

俺は見て見ぬふりをするしか無いのか...。

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僕と君、君と僕。 @Wancoin_ranti

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