お下劣妖精さんの倒錯的教育論
杜若狐雨
【史家の戯言】
絶海の楽園アルス・フェリタの当代史家は、その著作においてかの者をこう評した。
最高の頭脳と最低の姑息さを兼ね備えた、見た目癒やし系エロ妖精。弱きを
目的のためには手段を選ばず、当然犠牲も
まああれだ。主人を蹴っ飛ばして竜の巣に
好き嫌いが極端に激しく、こいつが契約に応じた者は数えるほどしかいないとされる。厄介なのは、その者たちが想像を絶する苦難と引き替えに、たしかな成功を手に入れたことであろうか。果たしてこのクソ妖精は聖か邪か……ご意見ご感想、心よりお待ち申し上げております。
これは、かの国の同時代を生きた人々から曰く付きで絶賛された、とある女の物語である。
*********筆者より**********
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お下劣妖精さんの倒錯的教育論 杜若狐雨 @kosame_k
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