配管工

@YUKI1059

第1話

私は高校卒業と同時に、配管工として働いているのですが長いこと働いてると不思議な体験をするものでその話を少し・・・


私の働いてる職場は社員数も十人前後の小さな会社で、道路とかの下にある水道管の工事、点検、修理を行う会社でした、一口に配管といってもいろんな用途の配管があるのですがその中でも

私の会社は上水道より下水道のほうを担当することが多くてですね

これが狭いは暗いは臭いはで、なかなかにきつい仕事で、何度辞めようと思ったことか分かりません。


働き始めて半年ほどたったころでしょうか、

その日の仕事は現場のトップである親方と二人一緒でした。

マンホールの中に降り水量調整の設備点検だったかと思います。


いつものように工事場所をコーンとバーで囲い

近くの有料駐車場に駐車した車から作業道具を運びます。


「言われんでも準備できるようになってきたのぉ」


親方が腰に巻いた作業ベルトを確認しながら声をかけてきた。


「もう半年になりますから

 早く仕事覚えて一人前になりたいので」


「やるきは十分じゃの

 早よ、わしに楽させてくれよ」


ガハハと親方が笑う


手袋をはめ、マスクを口につけると腰につけたガス検知器の電源をいれる


ピッピッピと一定間隔の音が鳴り

ガス検知器が空気が正常であると知らせる。


「準備完了です。」


親方に声をかける


「おう」


親方は短く返事をするとマンホールの蓋を開けた・・・

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