裏晦日

多呂山イモ太郎

10

年末ですね。今日は大晦日。まもなく日付が変わり、2026年1月1日になるでしょう。言い方を変えれば元旦。元はなんとなくわかるけど、旦って何でしょうね。なんとなくお日様が地平線を登っていく構図っぽいけど。


ところで、年末から元旦にかけて行方不明者の数が大幅に増加する、というのは知っていますか。


はい。いままでその人は確かにいたのに、ある日突然跡形もなくいなくなってしまう、というアレです。


正月という日は一般にはめでたい日というのに、なんで人がいなくなってしまうんでしょう?おかしいですね。


まあ、人には事情ってもんがあるのだから、夜逃げとか、攫われた、とか、いろいろとあるのかも知れません。


ですが、私はその答えの一つを知っています。


年末から新年にかけて、年を越せなかった者たち、なのです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る