番外編:怜くんたちの視点と、怜くんとのなれそめ♡
怜視点:大好きな人、美咲さん
ボクは
それで、ちょうど二年前に、愛する
ボクはまだ大学生ですけど、二歳上の美咲さんはもう働いていて、二人で一緒に暮らしています。
美咲さんは、ボクに、
「怜くんは、ちゃんと勉強に集中してね? お小遣いもあげるし、バイトとかしなくていいからね?」
って言って、生活費を全部出してくれてるし、ご飯もおいしいし、何より美咲さんのことが大好きだから、毎日幸せです。
それで、美咲さんが、
「誕生日プレゼントに、ワイシャツ作ってあげる! そろそろ必要になってくるだろうしね」
って言ってくれたときは、すごくうれしかったんです。
でも、ある日突然「サイズ測るから!」って言われて、よく分からないうちに、ボクは全裸にされちゃって……。
その時も、「サイズ測るなら服の上からでいいんじゃない?」って思ってたし、上半身はともかく、下半身まで脱がせるのはおかしいなあ、とは思ってました。
それで、あとから調べたら、やっぱり、下半身はもちろん、上半身も脱ぐ必要なかったみたいですよね……。
美咲さんは、たまに……いえ、ほんと言うと、結構、そういうことするんです。
ボクの知らないところで、なんか
でも、美咲さんはボクのためにいっぱいがんばってくれてるし、ギュッて抱きしめられると、やさしくて温かくて、結局は全部、許しちゃうんですよね。
美咲さんの笑顔が見たくて、ボク、いつも負けちゃうんです。
それで、今日は誕生日&記念日だから、またなんかすごいことしてくるのかな? とは思ってました。
だって、サイズ測るって言って、全裸にされて、そのあとにやさしくボクを抱いてくれてた時も、途中からなんかニヤニヤ笑ってたんです。
だから何かまた、よくないことを企んでるのかも……と、不安にはなってました。
でも夕飯のあと、「ほら、前に言ってた、誕生日のプレゼントだよ?」って言いながら、美咲さんがワイシャツの箱を渡してきてくれました。
ほんとにそれ、すっごくうれしかったんです。
ボクの全身を、あれだけ念入りに測定されましたから、サイズもピッタリのはずだし、カッコいいデザインで「ありがとう!」って本気でよろこんでました。
けど、美咲さんが「もう一個あるよ♡」って、別の紙袋を出してきました。
その時も、ボクは「え? まだあるの?」って、素直に喜んだんです。
だけど、その紙袋を開けてみたら、その中からは、白いレースのブラジャーとショーツが出てきて……。
まさか……その、まさか、それがボク用のブラジャーで、そのブラジャーを着けろって言われるなんて、想定外すぎて……。
あまりに想定してなかった事態に、ボク、頭の中が真っ白になりました。
「え? ……これ? どゆこと??」
って声が震えて、出てきた言葉は、それしかありませんでした。
そしたら、美咲さんがニヤニヤしながら「もちろん、怜くんのだよ?」って言うから、
「これを……ボクに着ろってこと?」
って、信じられなくて聞き返しました。
そしたら、「そだよー♡」って軽く返されて……。
もう、本当にパニックです!
「ムリ! いくら美咲ちゃんの頼みでも、これはムリだから!!」
って、ボクにしては珍しく、ハッキリ言っちゃったんですけど、美咲さんが急に涙目になって、
「どうしても……ダメ?」
って言ってきた瞬間、ボクの心、グラッて揺れちゃって……。
その後、美咲さんがボロボロと泣き出したら、それはいつもの演技だって分かってはいたんですけど、ボク、もうダメで……
「着るよ……」
って、つい言っちゃいました。
でも美咲さん、それだけじゃ満足しなくて、また泣き出して、
「うれしいよ! メッチャうれしい! わー、楽しみー!」
って言わされて……。
ボクのその言葉、かなり棒読みだったと思うけど、美咲さんが笑顔に戻ってくれたから、それはよかったんですけど……。
さらに「今、着てみて?」って言われて、脱衣所に逃げようとしたけど、美咲さんに「ここで♡」って止められて、結局、リビングで着替えることに……。
後ろ向いてはもらったけど、着替えるときの音とか全部聞こえてるんだろうなって思うと、とってもはずかしくて手が震えて……
Tバックのパンツを履くときとか、その、あまりに布が少なすぎて苦戦して、ブラのホックも一人じゃ留められなくて、結局、
「美咲ちゃん……ブラの……ホック……ボクだけじゃ、できない……」
って言って、助けを求めちゃいました。
美咲さんが後ろからホック留めてくれて、ストラップ整えてくれて、指が肌に触れるたび、ボク、ビクビクしちゃって……
「こっち向いて♡」
って言われて、腕で隠しながら振り返ったら、美咲さんの目がキラキラしてて、
「怜くん……すっごいカワイイ……」
とか言われて、スマホで撮られまくって……。
それで、はずかしくてへたり込んじゃったけど、美咲さんに押し倒されて、ブラジャーもパンツも身に着けたまま、たっぷり抱かれちゃいました。
ボク、こんなことされるの、はずかしいのに……美咲さんがよろこんでくれるなら、って思ったら、なんだか正直、そんなにイヤじゃなくなってて……。
はずかしくて言ってないけど、いつも抱かれてるときよりも、さらに幸せかな? なんて思ったところも、あります。
だから、ブラジャーのつけ方も、ボクなりにしっかり練習しちゃってます。
美咲さん、いつもありがとう。
ボク、こんなボクでも、美咲さんの夫でいられて、とっても幸せです。
だからどうか、これからも、よろしくお願いします……。
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