鴎の創作徒然記

その1 自己紹介

 自分は年が明けた来年の1月で小説を書き始めて15年になる。


 そこは強調したい。なにせ、それ以外に自慢できるものがないからだ。


 15年小説を書いてきたが、自慢できる結果は15年書き続けたという事実以外ない。


 受賞歴は何もないし、ほとんどの作品が星10に届かないものばかり。


 15年書いてきてなんの結果も出せてない。それが、鴎という作家の現状である。


 それで良く続けられるなと自分でも思う。事実、最近止めたくなっていた。なんで書いてるのか全然分からなくなっていた。というか、不貞腐れて一か月くらい執筆を止めた。


 しかし、年末になって連休に入ると急に書きたくなってきたのでまた小説を書き始めた。


 書く理由とか目標とかもう全然分からないけどなんか書きたくなる程度には執筆が好きらしい。


 というか、曲がりなりにも15年書くと生活の一部になってて書いてないと何かが足りない感じもある。書いてないと気持ち悪いのだ。


 ルーチンワークになってしまってるらしい。


 正直、作家になる夢はもう半ば諦めている。


 まるで結果が出ないというのもある。長いこと界隈に居ると書籍化する人を何人も見てきたというのも大きい。書籍化する人と自分を比べるとどう考えても色々足りてないのだ。


 なので、今かなり宙ぶらりんで書いている。


 目標もモチベも宙ぶらりん。


 なので、ランキングとか評価とか気にしようかなという気持ちが湧いてきている。


 一番分かりやすい指標がそれだからだ。


 小説家を目指していたときは『誇り高き作家』を自負していたのでランキングとか評価とか気にせず作品の完成度を高めることに注力していたし、それを美徳としていた。それが、プロになるには大事だと思い込んでいたからだ。


 でも、もうプロになる気もなくなってしまった。


 完成度を重視する気がかなりなくなってしまったのだ。


 だったら代わりに何を重視しようかとなると評価とかPVとかかなぁという気がする。


 もちろん書く上で完成度は大事にしたいけど、同時にそういうのを増やすことに力を入れても良いのかなと言う気がするのだ。


 プライドがなくなったのだろう。多分いい意味で。


 何せ、こんなエッセイを書き始めたのも『エッセイや創作論は書いている作品への導線として効果的』だと聞いたからなのだ。


 ある意味下世話なのだが、そういえばカクヨムでエッセイ書いたことないなと思って興味が出た部分もある。


 正直、創作論みたいなことは書けないし小説の執筆のコツみたいなものも書けない。


 なにせ、15年書いてきていまだに小説のこと全然分からないからだ。


 恐らく、努力が間違っていたタイプの哀れな人間がこの鴎という作家である。


 間違った努力を15年続けたなれの果てがこの鴎という作家である。涙を禁じ得ない。


 まぁ、そんな感じの悲しい作家の創作に関するあれこれを書いてく場にしようかなという感じである。


 思いついた時に書こうと思ってるので不定期更新になる。


 エッセイとかすごく下手だけど暇つぶしと小説への導線づくりに書いていこうと思う。

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