夢へ
さなぎふとん
第1話「短編」
窓の外には青い星が見える
とても綺麗だ
学校からの帰り道、涼といっしょ
私はなぜか嘆息する
涼はやさしい
''どうしたの?''と言うのだ
後ろめたいがしょうがない
''今日のさー 総合でさー''
''キャリア教育ねー'' ''そう''
''将来の夢とか考えても意味ないよね''
''そう!そんなのいずれ決まるってー!''
思わず強がってしまった
好きなものも特にないと嘘になる
でもきっとそれを仕事にはできない
習慣は毎日飛んでくる飛行機を見る事
成績は中の下くらい
性格は少し穏やか
特技はない 本当に何も出来ない
この先生きていけるのだろうか
将来のことなんて考えたくない
''機械に働いて欲しい''と呟いた
''それでも仕事は残るかもよ''
涼はささやかな警鐘を鳴らす
彼女は頭がいいから何も言えない
そんな話をしていると
突然に光が暗闇を覆う
''始まったね'' ''うん''
大きな破裂音がなる
将来のことは考えたくない
''あの仕事はどう?''
涼が燃えさかる飛行機を指さす
でも好きな未来を選ばせて欲しい
やっぱりそう思う
戦争に行くのは死ぬ仕事なのだろうか
それなら人にしか出来ない
そして理論上私みたいなのでも出来る
皆の役には立ちたいけど...皆って?
死んだら何が残るんだろう...?
私は考え込んでしまった
夢へ さなぎふとん @sanagiinofuton
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