大みそかの『人声天語』
夢美瑠瑠
第1話
晦渋、という言葉があり、文章とかが難解なことの形容ですが、この字と大晦日の「みそ」が共通。
なぜかわからなかったので、調べてみると、晦日、”みそか”は月が隠れて暗くなることを言い、朔日の逆。
この「暗い」という意味だけを転用していて、文章の意味が分かりにくいことになっている。らしい。
腑に落ちたが、調べないとわかりにくい来歴ではありますね?
韜晦、にも使われているが、今度は「韜」がよく知らない字。
…調べると、韜晦は「韜光養晦」を略した言葉で、元の四字熟語は中国の言葉で、「臥薪嘗胆」と似たニュアンスの、”陰に隠れて復讐のチャンスを待つ”というような戦術の謂いだそうです。
で、「韜」だけだと、刀や剣を収めておく袋という意味だそうです。
復讐の爪を研いでいる、と、そんな情景がオーヴァーラップする意味なわけですね?
そこまでは到底想像がつくわけはないんですが、字面を見てわかった気になっていて?噴飯物である。
そういえば、「天地晦冥」という熟語もあった。 今度は応用が利く…預言者モーゼが「光あれ!」といったときの状態である。
そういえば…と、ハナシを敷衍するが、連想するむつかしい熟語だと、「
疲れてきたのでいったん稿を改めます。
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