余談二 俳句甲子園の練習会

クリスマス山手線のリースかな

かへり花葬儀で初の里帰り

幼子のほっぺのようなシャボン玉


一句目は、クリスマス山手線のリースかな。これ、伝わらなかったんですよねえ。山手線の路線図がクリスマスリースみたいというだけの俳句なんですけど、そんなに伝わらないものなのでしょうか。これ。


二句目は、かへり花葬儀で初の里帰り。かへり花とは、季節外れに咲く花を表す冬の季語です。まずこの季語を見た時、難しいなと感じました。季節外れに咲くという孤独感、ピンと張り詰める冬の空気、その中に輝く桃色の優しい花。そうして考えていたところ、かへり花が誰かの優しさなのだとしたら、きっとそれには人には起こせないことである。死んでしまった誰かが、生きている大切な人へと思いを伝えるために咲かせてくれているのかもしれないと思いました。ずっと、上京してから避けていた地元に、結局親の葬儀になるまで帰ってこなかった。そんな自分の後悔を慰めるように、かへり花が咲いているのだという情景を詠みました。かへり花は先生に里帰りと被せるなら帰り花としていいと言っていただきました。帰り花葬儀で初の里帰り。私は、一度家から出たら、帰省をするのだろうか。


三句目は、幼子のほっぺのようなシャボン玉。季語はシャボン玉です。幼子がふーっと息を吹くと、シャボン玉が放たれて空へと舞い上がっていく。そのシャボン玉は、シャボン玉を放つために膨らんでいた幼子のほっぺたのように可愛らしい。そんな感じです。私は子どもが嫌いという割に、子どもについて詠うことが多いんですよね。たぶん、幻想の可愛い幼子を追っているのだと思います。現実を見れないじぇーけー、悲しいですね。


この俳句甲子園の練習会は本当に楽しかったです。様々な人、普段かかわらない学校の人の俳句を見ることができました。来年度は先生の申込忘れで行けないそうです。悲しいですね。

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