その時は彼によろしく 市川拓司

 恋愛小説に分類されるのかな? 映画化もされていて名前を聞いたことある人もいるかもしれません。(自分は読むまで知りませんでした)

 中学時代に仲の良かったあの子と……なんて想像したことありませんか。この作品は簡単に言えば“それ”です。

 アクアプラントショップを営む主人公と有名な女優になったかつての少女、好きだったのか否か、そんな微妙な関係が紡がれた作品です。

 こういった小説らしい小説を楽しめる自分は、まだ物書きとして死んでいないのかもしれない。

 気になる方はぜひ。同じ著者で『いま、会いにゆきます』はミリオンセラーにもなっているらしく、古本屋に行けばあるかもしれない。

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