転生した先で最強になれないようなので手段を選んでられません
猫又大帝
第1話「異界の地に立つ」
勉強、運動、手芸、画力、どれをとっても中途半端。ダメって訳じゃない、よく言えばバランス型、悪く言えば中途半端。正直自分の能力に満足してない。
あーあー、異世界に転生して最強スキルで無双したいな。あ、トラック。
ドゴォォォォォン!
GAMEOVER
あっけなさすぎるだろ私の人生!!!え?嘘?!終わり?JKぞ?人生これからぞ?自分の不運を嘆いて目の前の「GAME OVER」の字を恨めしく見て、見て…、ん?死んだら終わりじゃないの?真っ暗な空間に赤く浮かび上がるGAME OVERの文字。死後の世界ってこと?えええええ!!!死後の世界あんの?ワンチャン転生できるかも?やったー!なーんて都合のいい話あるわけ…。
「お、来たか―。お前は転生か天国どっちが良い?つっても天国に行くには少なくとも人生100周くらいしなきゃなんねーんだけどなギャハハ!」
なんか目の前に金髪のヤンキーみたいなお姉さん出てきたんだけど。
「あーし?女神だけど、見てわかんない?つかあんた転生希望でしょ?ちょうど空いてるとこあんだよねー、ラッキーじゃんあんた!500年くらいここであーしと待たなくてすんだね!んじゃいってらー」
びゅぅぅぅぅん!
異世界到着!じゃねえんだよ!!速すぎだろ!テンポ!(倒置法)何が何だか分からんうちに…ん?なんかさらっと怖いこと途中で言ってたような気が…、まあ、いっか☆
んなことよりもだよ?ここどこ?なんか草原みたいなとこに放り出されたんだけど、しばらく歩いてみるか。なんか最強スキルどころかこういうのにはお決まりの能力みたいなのある感じしないし、服もTHEモブって感じの服だし所持品ゼロだし、まともな生活すら送れない説あるぞこれ。
しばらく歩いていると、村みたいのが見えてきた。と言っても規模は大きくない。しかし必要最低限は揃ってる。まずは冒険者ギルドとかがセオリーだろう。それっぽい建物はないだろうかと探し回ったがない。仕方ない、聞いてみよう。
「おーい!そこのお方―!冒険者ギルドはどこにありますか?」
「冒険者ギルド?あんたもしかして冒険者志望かい?わざわざあんな危険なものにならんでも…。この村に冒険者ギルドはないよ、もっと大きな街に行かなくっちゃ。とはいっても非常に遠い、馬で三日程かかるだろう。」
とのことだ、冒険者は諦めよう。とはいえ手に職つけて軍資金を稼がないとお話にならない。私は酒場へ向かった。
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