性欲や大衆など
検副
性欲や大衆など
あなたが考えられてきた人間像があるとする。まず、性欲の話という事実の性欲である上で、その人間が立派になった頃には、性欲を顕在化する文化が衰退していた。
次に、その人間が立派になった間で、先輩が更に先輩の人の醜い人の淘汰を通じて、美しい人だけが溢れ出てくるようになった。美しい人の先輩より年上の先輩は自己犠牲が相次いだ間で、美しい人として立派になった後輩を知って、負の感情を抱いた。それが暗黙的な原因となったかのような不吉な出来事ばかりが多発する。
一方、立派になったばかりの人間は、先程表されたようなものの出来事を知り、悲しくなる。そこで暗黙的な出来事を起こしてはならないという決意を持った自分が形成される。
また一方、暗黙的な出来事の渦中に立たされた先輩は、かつて美しい人を使用して浸っていた性欲が、負の感情で乏しいものとなる。実質的な解釈を踏まえれば、趣味だとかより大きく解釈を残してやり甲斐を失ったということになる。やがては、人生の自己喪失感を覚え、生き甲斐さえあると讃えた美しい人へ向けていた性欲が歪み、元の形であった性欲がなくなる。なくなれば、そこで性欲の正しさが芳しくなくなる。
立派になった人間の視点を表すと、自分でさえ美しい人への関心で歪む性欲があるのならば、歪ませない性欲を事態へ寄越すべきである。考え方としては自己保身のもので、安静した生活を送る人間像を目指す為には心地が良い。ただし、立派になったならば、性欲に苦しんだに等しいのであり、自己抑圧的な性欲の不使用を試み続ける。
性欲は人体の仕組みから知ればなくなるはずがない。然るに、その永遠と続く閉鎖的な意思からして試み下卑たものへ当てがない勘を働かせるしか堪えるものがない。性欲を押し殺すことも難しい為、今度は、性欲を押し殺すことに通じさせないといけない。そこで、性欲について恥をかいてでも形にしたくないことに所以して性欲がなくなる。
そうなると、美しい人の所為で絶望する人々の中で昇華された意味として、欲求不満はいつか相応しい形を持つ。その希望を胸に抱けば、希望とは何か、希望を実現させる為とは何か、希望を実現させる為とは何か、希望を実現させる手段や方法は何か、このような自己問答の繰り返しに活発になる。
結局、希望が現実になることはないのだが、道理や事態を形にするやかましさについては詳しくなれる。やかましさが上手く作られただけであれ、成功体験ではある。明るい可能性がある人々への恩義としては、普通の人ならば満足である。
大衆の意見が目的の主旨に含まれた際、目的は意見によって含み得る大衆を支持することは不可能であるということを理解しておかなければならない。何故なら、大衆は目的の主旨によって意見を含み得るが、この含み得ることの為に大衆はそもそも存在していないのであるからである。
手段と目的が入れ替わる際、意見は大衆を従わせる形態をなし得て、独善的なある一人から他の人々へ知れ渡る手段により、大衆の間で目的が知れ渡る。
しかし、その目的に帰結した大衆にあるその中に意見を含め得ない。何故なら、大衆は目的に従っただけに過ぎず、意見の合致で集った大衆ではない為に意見を持ち得ていないからである。
従って、意見が喪失している際、それは独善的な誰かが裁かれなければ、誰かを信じ得ることになる前に、意見の下の大衆が壊滅する。それは大衆だった個々人が散らばり、孤立が蔓延る訳である。
結果、孤立は独善的な誰かが裁かれなかったが故、意見の下の大衆の誰も信じられなくなる。大衆どころか誰も信じ得なくなったとも決めてしまえる為、思考や行動が現れる上での動機を完全に失った場合として、目的に相応な大衆の意見が目的を持つという本位から逸れ、協力を失った訳である。協力を失った大衆は混乱した個人同士の衝突を引き起こす。
実に混乱の中、個々人は何も誰も信じられないと知る。孤立した人は協力を失った後のことを大衆よりも先んじて知り、大衆が生んだ混乱の中に残る。そして、真っ先に混乱の中で残ったが為に、自分以外で作られている大衆という存在に復讐心を抱く。
復讐を抱く理由は、孤立することが先にあるこの場合の孤立した人にとって、反対側に類する大衆でさえ混乱しているその状況の最中、混乱へ先に自分を貶めた大衆は、混乱が全員に蔓延った根拠に当たるという大衆の代償として、全員の孤立を生む混乱の償いを償って貰うしかないからである。
孤立した人のそれは先見力があるだけで何も変われない人間の特徴なのである。と同時に、復讐を行う人が生まれる根幹であることはさることながら、復讐を行う理由として普通の内容である。
先に孤立を生む大衆は必ず個々人の単位で人から復讐を受ける。
性欲や大衆など 検副 @a1hvd6g
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