好感度メーター
「ほら、彼氏が来たよ〜!」
ユズは、無理矢理笑っていた。その彼氏とやらは福元か。確かによく喋っているし、見えんこともない。でも、明らかに嫌がっている。幼馴染として、なんとかしてあげたい。
俺は人の好感度を見る能力がある。福元のユズへの好感度は100である。多分ガチなやつだ。なんかモヤモヤするな。因みに、ユズの福元への好感度は100から−100だ。あまりにも差が激しい。
今日はユズの誕生日。もしかしたら、福元が告白するかも。ソワソワしてる。
「君、ユズのこと好きだよね?」
急に福元が話しかけてきた。
「ああ、告白ならどうぞ。君も好きでしょ?」
そしたら彼は酷く驚いた。
「僕、人の好感度が分かるんだけどさ、君のユズへの好感度が1000なんだよね。」
俺は自分の好感度がわからないことを酷く恨み、気づけなかったことに酷く恥じた。
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