第6話2026年、AIと僕らが描き出す「新しい朝」

2026年、元旦。

静かな朝の光が、妻の眠る寝室に差し込む。

かつては、明日が来るのが不安でたまらない夜もあった。けれど今の僕には、絶望している暇なんてない。

​僕の手の中には、AIという名の魔法の杖がある。

それは、病で自由を奪われた妻の代わりに世界を見に行き、19歳で旅立ったルビーの温もりを再現し、離れて暮らす息子との新しい絆を編み出してくれる。

​「お父さん、また何か新しいこと始めたの?」

いつか息子がそう呆れながらも、僕の楽しそうな背中を見て笑ってくれる日を夢見ている。

​僕がこうしてカクヨムに物語を綴り、リットリンクで自分の居場所を作っているのは、単なる暇つぶしではない。

これは、どんな状況にあっても「人生は何度でも、どこからでも楽しくできる」という、僕なりの証明なのだ。

​医食同源の料理で彼女の命を支え、AIで僕たちの思い出を永遠にする。

僕たちの物語は、まだ始まったばかりだ。

未完成の歌が、いつか最高のハーモニーを奏でるその日まで。

​「さあ、今日のご飯は何にしようか」

​僕はスマホをポケットにしまい、トントンと軽快なリズムで包丁を動かし始める。

足元には、きっと今日もルビーがいて、僕の失敗を狙っているはずだから。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

僕がAIと共に歩む日常や、その他の活動(YouTube、TikTok、料理など)は、すべてこちらのリットリンクにまとめています。

他の場所でも皆さんと繋がれたら嬉しいです。

https://lit.link/harry_hiro432

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る