エロ時代
床の間ん
エロ時代
時は泰平 エロ時代
男暮らすは 城下町
住まう長屋は 壁薄く
戦(いくさ)終わりし モノノフの
股間ぶら下げ その得物
独り相撲の 音響き
腕に覚えの 助兵衛が
助兵に候 候
色香に候 候
そうろうそうろう 口々に
そうろうにぃーーー そうろう
そこに現る 鉄の船
持ち込む南蛮 ご禁制
陸に上がるは 珍妙な
ワシ鼻長身 金の髪
此れ見しモノノフ 色めきて
海越え助兵に ヨダレ出る
異国のエロス 匂わせりゃ
モノノフ夜な夜な 汗をかく
しかれど見た者 とくと無く
伴天連 愚羅魔亜(グラマー)何者ぞ
南蛮渡来の エロスとな
南蛮エロスの 国なれば
居ても立っても いられずに
勝って兜の 緒を締めりゃ
見えざる忠義に 捧げた身
見えざるエロス なんのその
ああ
一度(ひとたび) 法螺貝
鳴り響きゃ やぁやぁ我こそ
名乗り上げ 我ぞ先にと駆け出せば
天下分け目の 大戦(いくさ)
戦ヶ原に 鬼神 舞うーーーー
ああ
行く
行く
ベンベケベケベケーベン(三味線 激しく
ベンッ ーーーーーーーー(余韻
…(静寂
勝負付きしは その戦
抜いた刀の 錆(さび)しさよ
男やもめや そのカモメ
飛び行く先は 何処へやら…
カモメひと鳴き…
アホーーーとな。
おわり
エロ時代 床の間ん @tokonoman
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