第2話 消えた生徒の共通点
七瀬は、消えた生徒たちのノートやSNSを調べ始めた。
すると、ある共通点が見えてきた。
彼らは全員、
誰かの噂を流したことがあった。
それも、同じ生徒について。
「一ノ瀬……」
一ノ瀬紗月。
半年前、根拠のない噂のせいで学校に来なくなった生徒。
――でも、彼女はもう転校したはずだ。
その日の放送で、また名前が呼ばれた。
「次は……七瀬さん」
教室が、一瞬静まり返る。
七瀬は立ち上がり、心の中で思った。
(来た。ついに)
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