将来の不安

あおしま

短編小説

冬の夜を見上げると、白い息とともに、ある恐怖を覚えることがある。

それは将来の不安だ。

今は親のもとで生活できているが、ある日を境に一人になったとしよう。

多忙に働いたところで大した収入もなく、娯楽に使える余裕もない。

ストレスが溜まる一方で、自分の寿命を削られるはめになる。

そんな親が、寿命を削ってまで私たちのために手間暇かけて育ててくれたにも関わらず、

毎日喧嘩し、感謝もせず、謝罪もせず。

そんな自分が、とても情けない。

まだ遅くはない。

明日からでもいい。

感謝して、生きていこう。

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将来の不安 あおしま @Aoshi0815

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