第2話 餅搗《つ》き

令和七年 師走 丗日


 朝一の換気の為、洗面所の窓を開けると、薪をべる匂いが入り込んだ。


 薪を焚べる時の、香ばしい、懐かしい香りが、洗面所から一階面に染み渡る。


 今年も隣家は、早いな(五時)。 午前中には、終わるのだろう。


 自家は、七時開始。 昨日中に粗方の準備を済ませているので、竈の組み立てから

火起こし、釜での湯沸かし、万八まんぱち(西風の生息地では、丸い蒸篭を

”まんぱち”と呼びます。)での糯米蒸し上げ準備までが、餅搗き前の割り当てです。


 今年搗くのは、四臼(全盛時は、十八臼)。 十五時までには、片付けまで終わる

だろう。


 甘かったです。 砂糖よりも甘かったです。 


 加齢と共に衰える体力を舐めていました。


 グロッキーでした。 帰宅後、ソファーに座ってスマホを弄≪いじ≫っている

うちに、転寝うたたね


 お陰様で少し体力回復、PCに向える位。


 本年最後のイベント終了。 今年は、天候に恵まれました。 暖かく、西風も無く、

穏やかな餅搗きでした。


 明日は、新年を迎える準備です。

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