第7話 現聖女がやってきた
「ごめんください」
トントンと家の戸が叩かれた。知らない人の声だ誰だろう。
「シャーリーンが出て」
「はぁい」
マーサに言われて俺は戸を開けた。
「どちら様ですか?」
「すみません、俺の名はザックと言います。この家に二名泊めてもらえませんか?」
「へ?ママー!二名泊まりたいってー!」
「ちょうど二つベッドが空いてるからいいわよー!」
「いいってさ。よかったね」
「良かったです。今お嬢様を連れてきます」
ザックは行ってしまった。お嬢様……?貴族でも来たのか?少し待つとローブを目深に被った人物が現れた。
「初めまして、ジュリエットと言います。よろしくお願いします」
「えっ?」
ジュリエットって逃亡中の?えっ、何でうちに泊まるの?何でここにいるの?
「えっ、何か問題でも?」
「いえ、ごゆっくりー。部屋に案内しますね」
俺はザックとジュリエットを空き部屋に案内して居間に戻ってきた。
「今の人たち貴族かねぇ?」
マーサが言った。
「たぶんそう」
「じゃあご馳走をふるまわないとねぇ。よし、鶏を一匹解体するわよ!」
ひええ、鶏を絞めるのか……。あれ慣れないんだよなぁ……。しばらくして。
「ご馳走ができたからみんなを呼んできてね」
「はぁい」
俺はジュリエットたちの部屋をノックした。
「ご飯ができたので一緒にどうですか?ご馳走ですよ!」
「いただきます」
「ありがとうございます」
現在の聖女と食卓を囲むことになった。
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