第6話 部活と再会

 部活決めの時期。

 私は小さい頃から運動が得意だから、陸上部に入った。

 この学校は男子のほうが多いのに、陸上部には女子の方が少し多い。

 「じゃあ、部長・副部長からのあいさつー」

 顧問の藤谷先生が言うと、見たことある人が2人、前に来る。

 「え」

 「「「きゃああああっ♡」」」

 黄色い悲鳴が運動場にこだます。

 「部長の、古田 楓です。

  皆さん、タイムテストなど、色々頑張りましょ

  う!!」

 「副部長の、幸知 洋(さち よう)です。

  なんでも相談とか乗るんで、気軽に言ってくだ

  さい。」

 「「「はーい♡」」」

 何で、楓とあの人が、陸上部なのー……!?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る