第77話
話を母に戻すと
俺がモデルを始めた頃
子役のステージママのように
どこにも付いてきた。
その母の様子に
事務所の人たちが
呆れていたほどだ。
中学入学前から
俺が不良の道に入り
母とは一時的に
距離が出来ていた。
しかし
俺の性別変更後は
すごく仲良くなった。
俺がモデルになってから
自宅と事務所の往復とか
オーディションに行く時
母は常に同伴していた。
前にも言ったが
母は若い頃には
モデルとかタレント
アイドルを目指していた。
しかし
その夢は叶わずに
娘が出来たら託そうと
母は考えていたんだ。
しかし
生まれてきたのは
長男の俺であったし
母は、あきらめたようだ。
ところが
俺が娘となって
その母の夢は再び
よみがえってきた。
どうやら
今の母の俺を通して
青春時代を追体験しているようだ。
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