第66話
自分に有利な
人間関係を築くことを
母は俺に教えたかったようだ。
かつて俺のいた
不良グループは
上下関係には厳しかった。
そのために
先輩を敬い立てることは
俺には身に付いていた。
なので
事務所の先輩たちを
俺は何の抵抗もなく
自然と立てることができた。
それゆえ
モデル事務所の
先輩女性たちには
俺は可愛がられている。
駆け出しの頃は
ご馳走してもらったり
サイズの合う洋服を
貰えたこともあった。
先輩モデルにとって
俺は可愛い後輩である。
さらには
母のアドバイス通り
事務所の人たちには
掃除のオバサンにも
しっかり挨拶しているし
感謝の気持ちを持っている。
そのことが
相手にも伝わるようで
瑠美菜ちゃんは
最近の女の子には
珍しく礼儀正しい!
と
事務所内において
評判にもなったようだ。
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