第30話

というわけで

俺は15歳の終わり

高校には行ってなかったが


学年で言えば

高一の秋という時期に

性別変更手術を受けた。


それから

一年間ほどは

俺は多少の苦労があった。


なにしろ

俺は決して

性同一性障害ではなかった。


幼い頃から全く

女の子になりたいとか

思ったことはなかった。


その俺が急に

女の子になったんだ。


まさに

人生が180度

変わったようで

抵抗や戸惑いもあった。


ただ

俺は中学に入ってから

あることを悩んでいた。


悩みというか

不安といえるだろう。


それは

回りの不良仲間と

いや

不良仲間だけでなく

クラスの男子とは

自分が少し違うことだ。


それは

中学に入っても

俺には男児としての

二次性徴が全く出なかったことだ。


周りの男子は

声変わりしたり

髭が生えていたり

毛深くなったりしていた。












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