泪のわけ



涙がこぼれたのは


悲しいからでは なくて


​あなたが そこに


生きてる その奇跡が


ほんとうに 眩しかったから


けして ​完璧ではない 日々を


不器用なまま 歩いてきたけれど


きっと どれひとつが欠けても


この ぬくもりには 逢えなかった


​いのちの秘密は


失くしたものを 数えることではなくて


いま ここにある 鼓動を


ただ いとおしむこと


​ああ 空を舞う 風さえも


あなたへと 運ぶための


翼だったのだと いま 


気づく‥


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