夢掌編 『暗夜の読書』

間二郎(あいだじろう)

夢掌編 『暗夜の読書』

 深夜の公園のブランコに座って読んでいた文庫本の上に落ちた1本の長い髪の毛は私のものではない。おずおずと天を見上げると巨大な髪の塊がどっさりと落ちてきて、私は埋もれた。

 これでは本が読めないと思った。

 夢。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

夢掌編 『暗夜の読書』 間二郎(あいだじろう) @aidajiro_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説