みすちーふぱらどっくす ! ! 。〜責任取ってよね〜
猫の尻尾
第1話:めっけ〜 ! !
さてエイリアンと言えば、リドリー・スコット監督の映画「エイリアン」
シリーズに登場する怖い地球外生命体がめちゃ有名でインパクトありすぎて
エイリアンと言えばあのタイプ。
でも、この話に出てくるエイリアンはデリヘル星人って言う怖いヤツじゃ
なくて超ド級に可愛ゆくてエロい女の子なのです。
現実問題、人間一生のうちUFOとか宇宙人とかに遭遇することなんかまずない
訳で、もし遭遇したとして、そんなこと口走ったらウソ臭い奴だって思われる
のがオチ・・・実際ウソ臭い奴が多いのもたしかだけど・・・。
でもUFOもエイリアンも普通に地球にやって来てるのだ。
人知れず人間に成りきって、この地球の社会に溶け込んで暮らしてるのは間違い
ないことだった。
そしてここに問題の一人の高校生男子がいる。
彼の名前は「
球太は根っからの女好き・・・暇さえあればクラスの女子の誰かの尻を追いかけ
回しているスケベ男子・・・ヘリウムガスより軽い高校生だ。
球太が女子の尻を追いかけることは恒例みたいになっていたからクラスの女子も
面白がってキャーキャー言いながら球太を適当にあしらっていた。
しかも球太は浮気性・・・次から次へと女子の好みが変わる、会った子をすぐに
好きなる、そしてすぐ飽きる・・・ただし一般的に見て可愛い子に限っての話。
万が一にもブチャイクな子に告って、お断りなんかされたらプライドがズタズタに
なるから基本、可愛い子にしか告らない。
そうやって彼は彼なりの楽しい高校生活をエンジョイしていた。
こんな男がいるから男はみんなスケベで浮気する動物って女性から思われるんだ。
実はつい最近、球太は交通事故に見舞われて足を骨折して病院に入院していて、
ようやく退院したばかりだった。
それも駅にいた他校の女子高生の尻を追いかけていての出来事。
傷も癒えないある日、球太の人生を脅かすような劇的出来事が起こった。
それは球太が下校中のことだった。
いつものようにマイチャリ「
途中のこと。
・・・・そろそろ自転車に油をささねばなるまい。
って思っていたら、そしたら急に、急にだ!!
いきなり突然、球太の愛車「輪子」の前に飛び出してきて立ちはだかった人物
がいた。
「め〜っけ!!」
「ようやく見つけた・・・ついに見つけちゃったぞ!!」
「あ、あっぶね〜・・・なんだよ、急に飛び出すんじゃねえよ、ったく」
「チャリは急に止まれねえんだよ」
「・・・え?おっ・・・か、可愛い・・・」
球太の前に立ちはだかったのは金髪ヘソ出しキャミに下はカーゴパンツ。
あきらかにギャル仕様?。
テンションちょい高めそうで、とても恥じらいに満ちた大和撫子には見えない。
球太はその子に会ったこともナンパしたこともないし、デートもしたことないし、
映画や遊園地に誘ったことないし・・・ましてや一緒に飯食いに行った覚えすら
ない。
(こんな可愛い子なら一度会ってたら絶対、忘れないけどな)
「な、なに?・・・なんだよ?」
「なに?じゃなくて・・・」
「え?なにじゃなくてじゃなくて?・・・」
「なにじゃなくてじゃなくてじゃなくて・・・あ〜もういいわ!!」
「アホか、ボケ〜・・・おい、そこの
「おっ・・・正解!!・・・俺の名前、間違ってないぞ」
「まあ今時、個人情報だだ漏れだから驚きゃしないけどな・・・」
「探したんだからね」
「ご苦労さん」
「けど言ってる意味ぜんぜん、分かんねえんだけど・・・ネエちゃん、誰?」
「私か?私はね、聞いて驚くな!! 私の地球での名前はね「
本名は長すぎて覚えてもらえないから、だから「茲夏 ミルク」
「この名前聞いたことあるだろ、球太」
「茲夏 ミルク?・・・」
「そんな中性脂肪が溜まりそうな名前のギャルなんて覚えねえけどな・・・」
「おまえなんか知らねえよ・・・どけどけ・・・どかねえとパンツ脱がして
ケツの穴に指突っ込んで悶絶させるぞ」
「それだよ、それ、そもそもの原因はそれだよ、球太・・・私のお尻の穴だよ」
とぅ〜び〜こんて乳。
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