JKが網膜剥離の手術でクリスマスを病院で過ごした話

空井 ひと

第1話 地元の眼科にて

高校2年生の5月頃、高校の教室にいる時に見え方に違和感を覚えた。私が通っていた高校の教室は、壁も床も白い教室で、ホームルーム教室はとても日当たりのよい場所にあった。

違和感を感じた時の見え方は、以前よりも光が強く、光で白く見える部分がより白く見える気がした。


だんだん日差しが強くなっていく季節だったので気の所為かなとも思ったが、その症状は何日も続き、左右の目の見え方も違っていたため、ネットで『視界が白い 原因』と検索した。


検索の結果、1番最初に出てきたのが「白内障」だった。白内障の症状に書かれてあることと私の症状は合致していた。白内障は高齢者がなる病気のイメージが強かったので、困惑した。

『白内障 原因』と検索すると、1番に出てきたのは原因は、加齢だった。しかし、色々なサイトを見ていると『アトピー白内障』『ステロイド白内障』『外傷性白内障』というワードが出てきた。これには、心当たりがあった。


私は、幼少期からアトピーを持っている。また、当時はアレルギーが悪化して顔の皮膚が大荒れしている時期でもあった。特に瞼や人中あたりの皮膚が弱いため、酷く荒れている時のみ顔にも弱いステロイドを使用していた。さらに、痒いので頻繁に瞼を擦ったり、時々叩いて痒みを紛らわせていた。心当たりだらけである。

(叩いて痒みを紛らわせるのはよくないです。短時間だけ痒みが落ち着くことはありますが、悪化します。)


当時高校2年生だった私は、コンタクトの定期的検診を地元の眼科を受けていたので、その時に相談してみることにした。


診察の結果、白内障と診断された。

片目だけだと思っていたが、両目とも白内障だった。


見せてもらった画像には、確かに黒目の部分に白いもやっとしたしたものがあった。


高校生が白内障になるのは珍しいらしい。

地元の病院でも白内障手術はできるが、アトピーがあることから手術が通常より難しくなる可能性があるらしく、大きな病院への紹介状を書いてくださった。

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