クラスの誰かとペアリングしてしまったイヤホンから俺のエロ同人ボイスが流れてくる~クラスメイトを題材に新作ボイスを録り反応を見て誰だか特定してやる

優香猫

イヤホンから俺のエロ同人ボイスが

いつも思うのけど、俺のクラスは少し変だ。


よくラブコメ小説にあるだろ?休み時間になると陽キャや仲の良い者が集まって楽しそうにお喋りしているヤツ。


ソレがこのクラスに限っては一切無い。


休み時間になると全員揃ってスマホを取り出しワイヤレスイヤホンを耳に突っ込み自分の世界に入ってしまう。


動画アプリやショート動画アプリ、音楽アプリを聞いているのも居るようだ。


たまたま陰キャが集まってしまったのか、それともスマホ依存なのか。今時の高校生はこんなものかも知れないな。


そんな俺も一人の時間が嫌いな訳では無い。

皆と同じように俺もワイヤレスイヤホンを耳に入れて最近お気に入りのVTuberの動画を流そうとする。


「あれ?おっかしいな」


イヤホンの調子が悪い。

繋ぎ直すしかないか。


Bluetoothでペアリングして…


ザザ…


ザザッ…


ん?



『ほら、こっち来いよ。ダメよって、誰もこんな時間の教室になんて来やしないさ』


つ、繋がった…


『いいから来いよ、甘えさせてくれ、俺が甘えられるのお前しかいないんだ。はやく、俺の膝に座って前向いて』


繋がったのだが、俺のスマホの画面はまだ接続先を探してグルグルしている。


『後ろから、ぎゅー、はぁ落ち着くわ、お前の匂い。好きだ』


ま、不味い…誰かのスマホとペアリングしてしまった!早く解除しないと!


けどコレ、女性向けエロ同人ボイスだろ!


そしてこのイケボ…俺だ。


俺が趣味で販売しているエロ同人ボイスをクラスの誰かが聞いている?


何これ、どんなエロ漫画だよ!


このボイスの続きも聞くのだろうか?ここから先はイチャイチャエロエロだぞ!


そんな時だ。


ガラガラ♪と教室のドアが開き。


「お前らスマホ仕舞え!授業始めるぞ!」


先生がやってきた。


正直助かった。あのままじゃイチャエロパートを聞かされる所だったよ。

でも気になる。誰が聞いているんだ?

このクラスにエロい女子が居る。それだけでソワソワしてしまい授業が全く頭に入って来ない。


学校で聞くくらいには俺の作品を気に入ってもらえてるんだよな?


ちょっと感想を聞きたい、生の感想が聞きたい!


最近はネットリテラシーだかなんだかでアンチコメントを書き込む人が少なくなった。

面白かったです、声が好きです、当たり障りの無いコメントばかりだ。


ここが分かりづらい、ここを変えた方がいい、そんなダメ出しをクラスメイトならしてくれるんじゃないか!


でも誰が聞いてくれているのか分かるのだろうか?

イヤホンを付けている人は?

クラス全員だ…


いっそ「エロ同人ボイス聞いているの誰だ?」と聞いてみるか?それは社会的に死ぬだろその子…いや名乗り出ないだろ普通に。


ならどうすればいい。


あっ、聞いている時の反応を一人一人見てみたらいいのか。

エッチな所で顔を赤くしたりするのではないだろうか?


いや、それは無いか。

男が学校でエロ画像を見ていても股間を膨らませたりしないように女子も顔には出さないのではないか?


う~ん、困った。


じゃああれだ!ビックリさせるとか。


うん、ビックリするような新作をボイスを録ってみよう。


ボイス内で名前を呼ぶなんてどうだ?

急に自分の名前が呼ばれたらビックリするだろ?


どんなボイスにしようか。

クラスメイトの名前を入れるのは確定として、後は…それならシチュエーションにもこだわってみるか。


このクラスの女子は七人。

それぞれの部活や委員会、そして幼なじみ。

そんなシチュエーションでエッチな話にしよう。


シチュエーションが自分と同じで、たまたま名前まで自分と同じだなんて没入感が凄いだろう。

きっといい反応してくれるはず。


こうなったら早速台本作りだ!

七人分のボイスを録るぞ!





後日、クラスの女子に囲まれる俺が居た。


「私とそういう事がしたいなら言ってよ」

「私の汗が染み込んだ下着あげるわ」

「私も小さい頃からしたかった」

「あんな所でするなんて変態、でもいいよ」


「「「ねぇ♡誰が一番好きなの?誰と付き合うの?」」」



◇◇◇◇

あとがき


休止中に思い付いた話の第一話を色々投稿しています。

反応が良かった物を連載にしようと思っています。

続きが気になった方は☆や♡コメントお願いいたします。


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