路上占い、あれこれ特別編【占い師は死にゆく叔母に手紙を書いた】

崔 梨遙(再)

真剣な384文字です。

 僕には父方の叔母様がいますが末期癌です。先日、父への手紙に何故か僕へのお小遣い1万円が入っていましたので、叔母様に手紙を書こうと思いました。ですが、今まさに死にゆく人に何を書けばいいのでしょうか? 1日考えまして、僕の魂をぶつけたいと思い、こう書きました。



叔母様


 先日はお心遣いありがとうございました。


 僕は42歳の時に死にかけて

 三途の川を見ました。


 ですが、まだ僕は生きています。

 生き恥をさらしながら生きています。


 叔母様が亡くなると

 多くの人が悲しみます。


 生きて

 生きて、生きて、生きて、

 生きてください。


 よろしくお願いいたします。



 と、書いて送ったのですが

 投函してから思うのです。

 これで良かったのか?

 もっと書くべきことがあったのでは?

 

 皆様のお知恵を貸してください。

 僕は何を書けばいいのでしょうか?

 何を書けば叔母様に寄り添えるでしょう?

 また手紙を書きます。

 教えてくださいm(_ _)m




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