ダイスにまかせて
君はそこでダイスを取り出して
「どれにしようかな」って言うけど
君の欲しいものはどれでも無くて
君は何もいらない
期待なんかしていない
細い道をただ進んで行くだけ
未来なんか無いと思っているから
君は今が楽しければいい
楽しんでもいないのに
正当化して本当は迷っている
けど
もうそろそろ君だって18だから
考えたらいいんじゃないかな
自分のこと
そんなこと言っているわたしだって
それが分かったのは19を過ぎた頃
ある人に言われたんだ
良い人だった
今はいない人だけど
偉そうなことばかり言っても
あんたが言うんじゃ
あてにならないと
そう思ってもいいから
自分の欲しいもの考えてみようよ
それが未来ってもんだよ
誰かに期待してみようよ
たとえわたしでも
自分のことがわかれば
自分を大切に出来る
そのうち
人のことも
考えるようになるかもしれない
悪いことばかりじゃない
考えるってこと
それを決めるのもダイスでいいから
やってみようよ
ダイスの先へ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます