第34話、魔法使いは憂鬱

魔法使いと奇跡の泉と大地の女神(セノーテ王国)



魔法使いは憂鬱(34)



セノーテ王国と奇跡の泉



ここは魔法の世界の国セノーテ王国、、、


王国の西の森で、、、王都ギルドの冒険者達が依頼をこなしていた、、、


「よし、これで最後だ、、ギルドの依頼、完了と、、、」

「さてと、王都に帰りますか、、」

「おい、、、こんな所に大きな泉ってあったか、、、」

「いや、、、何度も来ているけど、、、知らないぞ」

「ずいぶん青々としたきれいな泉だな、、、」

「ほら、、飲めるぐらい、、きれいだ」

「あれ、、どうして、、俺の手のひらの傷がなくなっている、、痛くない」


男は泉の中にこわごわ腕を入れ様とした

「まさか、、じゃあ俺の腕の傷も治るのか、、えっ、、本当に傷がないぞ」

「これは、魔法の泉なのか、、」

「王国の王宮魔法使いに知らせて、調べてもらおう、、、」


王宮広間、、、


「すみません、、クロノス大魔導師様、、今しがた、王都のギルドに属する、冒険者からあの西の大きな森に不思議な泉が現れたと報告がありました、、」


「何、、不思議な泉とは、、、どの様な泉なんだ、、、」

「冒険者の話しだと、その泉に回復の効果があるそうです」

「魔法の泉なのか、、、調査はするが、、これは、ワシらだけで、調べるのは大変だぞ」


「そうだ、原因がわからないなら、、ワシの義理の弟、、、ウオーカに依頼するか、、最近、、帝国クラウドでは、相当、活躍しているらしい、、、ウィザード王国の魔法使いの長だからな、、」



さて、、、この様な不思議な事はあまり起こらない拓実達の世界、、、


「あ~眠いな~、、、家で、ゴロゴロしてるのが一番いい、、、この間、ミールが突然来た、、、困るよな、、来るなら言わないと、、、美幸が疑うと困るよ、、、」


この様な独り言を言っている男、、拓実は

実は魔法使いである、、、

しかし自分達の世界では、魔法は使えない


ウオーカに「俺達の世界では、魔法はいらない」、、そう言ってしまった


ウオーカは魔法秘伝書に拓実達は自分達の世界では、魔法は使えないと記載してしまった

カズトと多摩美も巻き込まれて同じように魔法が使えなくなった


しかし、彼女の美幸は、記載されなかった為

魔力さえあれば魔法が使える、、美幸の魔法で異世界にある魔法の世界に行くと、拓実達も魔法が使える


「このまま寝るかな、、、、暖かいし、、」


その時、、、拓実の魔導具のリングが光った


「お~い、、拓実、、聞こえるか」

「もう、、寝たかったのに、、何か、、」

「なんじゃ、、機嫌が悪いな、、、」

「別に、、何の依頼ですか」

「おお、、、話しが早いな、、」

「まあ、詳しい事は来てから説明するよ、すぐに来てくれ」

「わかりました」



拓実が連絡すると、、、


美幸達は、、すぐに拓実の家に来た


「また、依頼なの、拓実、今度は何なの」

「まだ、聞いていません、、、」

「どこに行って、何をする、全てわからないの、、、あんた、ミステリーツアーじゃないのよ、、、バカじゃない」


「知らない、ウオーカが来たら説明するって、、、」

「よっぽど嫌な依頼じゃないの、、私達に断られないように、、、」

「それはないだろう、、、」


「そうだよ、ウオーカさんはそんな事しないよ、、、俺の師匠だもん」

「あら、、カズト、、そう、」

「ねえ、、、行けば、わかるわ、、」

「美幸、もう魔法を掛けてくれ」

「ええ、、、」


「異世界転移魔法」、、、


拓実の部屋に白い霧の様なものが広がり

静電気のパチパチと弾ける音、白い霧の渦巻くトンネルの中心を抜けると、、、


ウィザード王国、王宮広間の空間が歪み、

異空間から拓実達が現れた




義理の兄の依頼、、、



「お疲れさん、、、早かったな」

「拓実さん、、よろしくね」


「ミール、、ヒエンは、、いないのか」

「今、王都のお店にマリン達と買い物に行っているわ、、、またマリン達も行くって言っていたわ」

「ところで、ウオーカ、今度はどんな依頼なんだ、、、」

「ああ、、、ワシの義理の兄貴のクロノスがいる、セノーテ王国の依頼だ」


「えっ、、義理の兄貴って、、」

「ええ、、私とマリンの亡くなったお母様達のお兄さんよ、、、」

「えっ、、ミールとマリンのお母さんも姉妹なの、、、」

「ええ、、言わなかったかしら」

「そうなんだ、、、ところで、依頼の内容は、、、」

「ああ、2~3日前にセノーテ王国近くの大きな森で、冒険者達が不思議な泉を見つけたらしい」

「なんだ、不思議な泉って、、、」


「回復の泉らしい、、、何でも傷が治るそうだ、その原因を調べて欲しいと」

「そんな、良いことだったら、何も原因なんか調べないで利用すればいいじゃないか」


「それを、良からぬ事に利用しようとする輩も現れると、心配している」

「だから、、早く調査して安心させてやりたい、、、」

「そうね、、叔父様ももう、お歳だから、、早く解決しないと、、」


そこに、マリン達が帰って来た、、


「あっ、、タクミ達、来てる、、おーい」

「、、、、マリン、、声が大きいって」

「タマミ、、セノーテ王国に行くよ」

「私も、、クロノス叔父様、久しぶりだもの、、、」


「拓実さん、カズト、また、よろしく、、」

「シン、、よろしくな」

「ご主人たま、、ヒエンも行くよ、セノーテ王国に、、」


「まったく、、お前達が来ると騒がしいなあ、、、拓実、もう荷物は飛行船に積んでおいたぞ、、それにクロノスに飛行船で行くと伝えているぞ、、、王宮の広場に停めてくれと言われたからな」


ウィザード王国、王宮広場、飛行船の前、、


「さてと、、全員、乗って、、、全員乗ったか」


「セノーテ王国までの地図、と、ここだなこれでいい、、セット完了、、明日の朝に着くように、、、」


「ワシも、セノーテ王国は久しぶりだな、、あいつが亡くなってからは行かなくなった」

「ミールが10歳の時だからな、、、」

「ミールには色々と苦労をかけている、、さみしい思いもな、、、」

「だから、ミールは、しっかりしているんだな、、しかし、マリンはどうして、」


しばらくして、、飛行船の中では、、、


ウオーカとカズトとシンはさっそくお酒をのみ始めた

「カズト、シン、このお酒はパーク王国の時の美味しいやつだぞ」

「師匠、本当だ、、おいしい、、」

「ウオーカさん、本当においしいよ」


ミールと美幸はみんなの夕食を作った、、、


「マリンと多摩美さんは手伝わなくてもいいわ、、後が大変だから」

「えっ~、、ミール、、マリンは少しは出来る様になったのよ」

「マリン、、あれだけ失敗すれば誰も頼まないわよ、、、」

飛行船で夕食を済ますと、、


「よし、、明日に備えて寝るぞ、、、」


しばらくすると飛行船の中は静かになった、、、


次の日の朝、、、


「あっ、、セノーテ王国に着いたみたいだ」

「拓実、、あそこが王宮の広場だ、あっ、、クロノス達がもう待っている、あそこに、飛行船を着陸させてくれ」

「ああ、わかった、、みんな、着陸するぞ」


飛行船は静かに着陸をした、、、


ウオーカ達が飛行船から、降りると、、クロノス達が駆け寄って来た


「おお、、、ウオーカ、久しぶりじゃ、、懐かしいな、、、」

「クロノス、、久しぶりです、、少し老けました」

「相変わらず、口が悪いな、、」


「クロノス叔父様、、お久しぶりです」

「えっ、、、ミールか、、きれいになって、お母さんの若い頃にそっくりだぞ」


「クロノス叔父様、久しぶり~、、」

「えっ、、まさか、マリンか、、あんなに、小さかったのに、マリンもお母さん似にて、かわいいお嬢さんになって、、、いや、、歳をとるわけだ」


「エヘヘ、、、叔父様もまだ若いわよ、魔法使い、現役でしょう」


「ミールやマリン達も凄い魔法使いじゃろ、帝国クラウドの活躍は聞いているぞ、、大した物じゃ」

「そちらの方々は、、」


「ああ、、全員、ウィザード王国に属する魔法使いだ、、」

「みなさんの活躍は、噂になっているから、、ウィザードの勇者と、、」


「いけない、、、こんな所で、、王宮で、、話そう、、、」


セノーテ王宮広間、、、


「ウオーカ、ここで、、すこし休んでいてくれ、、、」


「ああ、、クロノス、、、泉には、いつ行くんだ」

「まあまあ、、別に、今のところ問題はないからゆっくりしてくれ、、ミール、、飲み物があるから、、勝手に飲んでくれ」


クロノスは広間から、出て行った、、


しばらくするとクロノスは、女性と一緒に戻ってきた、、


「ウオーカ、、紹介する、この国セノーテの王女で、ハンナ様だ、、、」


「ウィザード王国のみなさま、よろしく、お願いいたします」


「ほう、こんなきれいな王女様が、セノーテ王国にいたかな、、、あっ、、ウィザード王国王宮魔法使いウオーカと申します、、」

「と、、ワシの弟子達です、、、」


「お父様、そんな紹介の仕方はないでしょう、、すみません、、全員、ウィザード王国の魔法使いですわ、、お役にたてると思います」




拓実達の魔力の謎、、、





「この国セノーテの魔法使いもクロノスを除いて上級魔法使いはいないわ、、クロノスの後継者が出来ないの、、クロノスはいつまでも引退出来ないわ、、、」


「私も、、少しは魔法学院で、魔法を習ったのよ、、でも、レベルとか魔力は中々上がらないわ、、」

「いや、、王女様も、大した物じゃ」


「しかし、ウオーカ、、お前達の魔力はどうしたんだ、、普通じゃないぞ、、全員最上級の魔力を持っているじゃないか」

「特に、、そちらの確かタクミさんと、ミユキさんと、言ったな、、あと、、その、女の子ヒエンと言ったかな、、別格だぞ、、賢者クラスじゃないか」


「ああ、、クロノス、、拓実と美幸さんは特別じゃ、、拓実は帝国クラウドから大賢者の称号を頂いておる、そして美幸さんは聖女じゃ、、ヒエンは、拓実の従者で火竜女王ヒエンだ」


「えっ、、、ウオーカそれは全部本当か、、信じられない、、大賢者の称号なんてもう、20年位出ていないぞ、それに聖女、、伝説の話だぞ、、それに孤高の竜が従者、、あり得ない、、素直に信じる事が出来ない」


「そうだろうな、、、初めての人は全員そう言っていたよ、、拓実見せてあげてくれ、」

「ウオーカ、、ここでか、、王宮が消滅するよ、、」

「ウオーカ、なんの冗談だ、、」


「そうだろうな、、じゃあさっきの王宮広場でやればいいぞ、、、壊れたら、美幸さんがなおせばいい、、、ヒエンは変身すればいい、、、ヒエン、絶対、魔法は使うなよ」

「わかったよ、おじちゃん、、」


拓実達は王宮広場に現れた、、、


「飛行船が壊れたらいやだから結界を掛けたら地中に沈めるよ、、、王宮、広場以外にも掛けるよ、被害出るとまずいから」


拓実は、「神聖の結界の魔法」を念じた


結界が掛かると飛行船は地中に沈んだ

「おい、今、無詠唱で魔法を発動させたぞ」

「ああ、拓実は無詠唱で、魔法を発生させる、、」


「さて、ウオーカ、みんな、下がって3割位魔力をあげるよ、、なにかにつかまって」


「ウオーカ、タクミは何をするんだ、、」

「ああ、魔力を3割に上げるそうだ、」

「さっきの魔力は何割なんだ、、」

「いつも1割って言っていたぞ」

「、、、あれでか、、、」


拓実は魔力を3割に上げた、、、

空が暗くなり、、大地が少しずつ揺れ始めたその揺れがどんどん大きくなり広場が大きく壊れ始めた、、、


「拓実、、、やめだ、、立ってられない」

「ウオーカ、、タクミは人間か魔力を上げただけだろう、、、恐ろしい」

「じゃ、私が拓実さんの壊したところを元に戻すわ、、、」

「ウオーカ、ミユキさんは何を言っているんだ、」

「まあまあ、見ていてくれ、、、」


美幸は「聖なる無限造形魔法」を念じた


美幸の後ろに、輝く大きな紋章が現れ、

美幸が輝き、浮くと辺りにオーロラに似た、七色の淡い光りが広がると王宮広場の壊れたところが時間が戻る様に元に戻った、


クロノスとハンナ王女はとても驚いた


「ウオーカ、あの魔法はなんじゃ、」

「ああ、、造形魔法だ、、」

「何、、、造形魔法、、、造形魔法は魔導俱や武器、防具、を造る魔法だぞ、、、あんな盛大な造形魔法は見た事がないぞ、、本当に聖女なのか、、、」


「ウオーカおじちゃん、最後はヒエンね、」

ヒエンは、巨大な竜に変身した

「ヒエンも魔法、見せるよ、、」

「おい、、やめろ、、ヒエン、、」

ヒエンは、口から巨大な光熱波を放った

空が全体、焼ける様に赤くなった、、


満足したのかヒエンは、女の子に戻った、


「ヒエン、、お前はバカか、、、魔法はやめてって言われただろう、、」

「タマミに、言われたくない、、、」

「ヒエン、、、ちゃんと言うことをきかないと、だめなのよ、、」

「うん、、ミユキ、わかったよ」

「、、、こいつは、、」


「ウオーカ、、お前達は、何者だ、、ウィザード王国は、、どうしたんだ、、ワシは

夢を見ているのか」

「クロノス、、この人達は、本当に普通の人なの、、、」


「ハンナ王女、、ウオーカと、ミールとマリン達は、昔感じた魔力波動だぞ、、今はかなり大きいが、」


「クロノス、、俺達の魔力が、上がったのは、拓実と一緒に戦ったからだ、だから経験値が、上がって魔力も増えて、レベルアップした、、使える魔法も増えたぞ」


「なるほど、、ワシはみんなに、被害が及ばない様に、ワシは単独で戦っていたからな」

「だから、、他の魔法使いが、レベルが上がらなかったんだ、、、」


「クロノス、、これからは、、お前が伸びると思った魔法使いを、いつも、自分の側に置いて一緒に行動すれば周りの魔法使いも、レベルアップするぞ」

「そう言う事じゃな、、これからワシもそうしよう」

「まあ、拓実みたいな魔法使いは二度と現れないと思うが、、、」




不思議な泉の調査




次の日の朝、、、


拓実達は王宮広間で朝食を食べていた、、


しばらくして、そこにクロノスが来た


「ウオーカ、、いいかな、、」

「何ですか、、、」

「これからあの、泉を見てもらいたい」

「わかった、すぐに準備をするぞ」


拓実達は準備をすますと、王宮広間で待っていた、、、

「すまん、、遅くなって、、ハンナ王女が行くと言うから」

「ごめんなさい、、私も見てみたいので」

「ええ、、危険な事はないだろう、、ワシが守りますから、王女様、、、」

「ウオーカ、、でも、泉までは結構遠いので王女がたどり着けるかの、、、」


「そうだな、、、王女様の体力じゃ無理じゃないか、、」

「えっ、、マリンだって、王女様じゃないの、、いつもそんな事はやっているよ、、誰も気を使わないし、、、扱い方が雑じゃないの、、、ええと、確か王女様よね」


「そうよ、、マリンは王女様なのよ、、、、タマミ、、なんか悪口言っていない、」


「クロノスさん、あなたはその泉に行った事がありますか、、、じゃあその場所を教えて下さい」

「タクミ殿、、この地図で、、、ここだ、西の森の泉が現れた場所は、、、」

「わかりました、、、」

「タクミ、、何をするんだ、、、」

「ええ、、、全員、瞬間移動するんだ」

「えっ、、これだけ大勢、、瞬間移動する、無理だぞ、魔力を相当使うぞ」


「あっ、、大丈夫です、、いつもやってますから」

「ウオーカ、、、そうなのか」

「ああ、そうだ、、拓実の魔力がなくなったのは見たこともない」


「じゃあ、、西の森の泉に移動するよ」

拓実は「神聖の瞬間移動魔法」を念じた


辺りの風景が歪み、、、次の瞬間、拓実達は消えた、、、


泉の前の空間が歪み、異空間から拓実達が現れた、、、


「さあ、、奇跡の泉に着いたよ」

「ウオーカ、、本当に全員移動させたみたいだな、、、どんだけの魔力だ、、、タクミ殿は何事もなかった様な顔をしているぞ」

「ああ、、いつもだ、、」


「クロノス、、これが、奇跡の泉なの、本当に綺麗だわ、、見て、この透明な水、、」


「どれどれ、、ワシも手に少し切り傷がある、、治るかな」

「えっ、、ウオーカさん、言ってくれればいいのに、、私が回復魔法を掛けたのに」

「いや、こんな傷ぐらいで、美幸さんに魔法を使わせる事は出来ないぞ」


「おい、、、あっという間に傷が消えたぞ、美幸さんの、回復魔法ぐらいの効果があるんじゃないか」

「それにしても、、どうしてこんな効果があるんじゃ、、」


「拓実、、原因を探す事が出来るか」

「多分、、、何かの魔力が原因だと思うけど、、合成魔法で探ってみるよ」


「ウオーカ、、合成魔法って、なんじゃ」

「2つの魔法を同時に発生させるらしい、、拓実にしか出来ない魔法だ」


拓実は「神聖の心眼と探索魔法」を同時に念じた、、


「さあ、泉、、全体を探すぞ、、、えっ、もう見つけた、、、あの無数の石は何、、白い石、、、ウオーカ俺の肩を触ってくれ」

「拓実、、確かこれでワシも見えたはずと、、おい、あれは、、白魔導石、、回復の魔石と言われているそれが、あんなにたくさん、、、貴重な魔石だぞ」


「おい、ウオーカ、それは、本当か」

「ああ、クロノス、、拓実を触ってみろ、、そしたら、見えるぞ」

「どれどれ、、、おお、本当じゃ、、白魔導石だ、、貴重な魔石がこんなにたくさんあるとは、、、」


「クロノス、、私にも、見せて」

「ハンナ王女、、拓実さんの肩に手を」

「タクミさんいいですか、、」

「ええ、、、どうぞ、、」

「本当に、、凄いわ、、この国のお宝ね」


全員次々に泉の中の白魔導石を見た、、、


「クロノス、、、この泉はこのままじゃまずいぞ、、、欲しがる奴らが大勢いる、白魔導石はそれだけ貴重な魔石だ、、問題が起こるぞ」

「それは、、人間だけとは限らない、、魔族だって、関わって来るかもしれない」


「それは、ワシも、、考えていた、、手放しでは喜べない」

「ましてや、、この回復の効果が、、白魔導石とわかったから、、なおさらだ、、こんな貴重な魔石、、全員、欲しがるだろう」

「クロノス、、、この魔石、、ちゃんと管理しないと」


拓実達は王国王宮広間に瞬間移動魔法で戻った、、、


「クロノス、あの泉の管理は大変だぞ、、回復効果があるからみんな、、欲しがる、、問題が起こらなければいいが」





始まった異変、、、



朝、、王宮広間、、


「ウオーカ、、泉の調査も終わったし、もう帰るか、、」

「そうだな、、、これといってやることはないからな、、、」


そこにクロノスが来た


「ウオーカ、、、ちょっといいか、、」

「クロノス、、どうしたんだ、、そんなにあわてて、、、」

「例の泉に、、見たこともない、魔族が現れたらしい、、」

「さっそく泉の白魔導石に引かれて集まって来たな、、、」


「ウオーカ、、魔族だぞ、、、倒すのは困難だぞ」

「ああ、クロノス、魔族とは、何度も戦っている、、大丈夫だ」

「えっ、そうなのか、、、お前達どんだけ危険な戦いをして来たんだ」


「拓実、、どうせそこらの大した事のない魔族だろう」

「拓実、、誰が行くか」

「ああ、、、ウオーカとカズト、シンだけでいいんじゃない」


「ミール、、念のためじゃあ、、王国の前で王国全体に結界の魔法をかけくれ、、、全員で、強い結界を、、、」


拓実達は「瞬間移動魔法」で奇跡の泉へ移動した、、


「あいつらか、、、、悪そうな顔をしているな、、、」

「クロノス、、見張りの王宮魔法使いに離れてくれと言って、、、」

王宮魔法使いは後ろに下がった


「おい、、見ろ、、泉の近くに大きなゲートみたいな物を現れたぞ」

「ほう、、、白魔導石、、全て奪うつもりだな、、、」


「拓実、、あの、ゲートみたいな場所から凄い魔力が溢れているぞ」

「ああ、、俺も感じていた、、、とんでもない奴が隠れているな、、、」


「クロノス、、、みんな、、王国に戻った方がいい、、凄い奴がいるぞ、、、王国には、、ミールや美幸さんが強い結界を張っているから大丈夫だ、、」


「ウオーカ、、お前が言っただろう、、俺の、後継者を造るのに、、一緒に戦えと、、、ライヤ、、お前は残れ、、ワシの側で、、魔法を見てろ」

「はい、、、クロノス様、、」


魔族は拓実達に、、、魔界波を放った、、、

クロノスとライヤは光りのシールドで、防いだ、、


「クロノス、、やるな、、それにそのお前の弟子、、やるじゃないか」

「そうか、、まだまだだ、、、」

クロノスとライヤは「光の無限雷撃」を唱えた、、、

魔族は、、数体、直撃して倒れた、、、

「なかなかやるな、、、、ワシ達も攻撃しないと、、」


すると、、泉の側の大きなゲートから巨大な魔力が動いた、、、


「ウオーカ、、現れたぞ、、、なんだあの巨大な竜と巨人は、、、、」

「拓実、、、あれは古代竜だ、、大昔の竜だ、、、あの、巨人は、巨神兵士だ、、強いぞ、、誰がここに送ったんだ」





破壊神の魔法、、、



「巨神兵士の後ろの小さい奴、あいつの魔力はとんでもないぞ、、魔王か、、」

「とにかく古代竜と巨神兵士を片付けないと、、、」

すると古代竜がセノーテ王国の方に向かっ飛んだ、、

あわててウオーカが「光の無限雷撃魔法」を唱えたが間に合わなかった


「ウオーカ、、あいつはヒエンに任せよう」

「あの後ろの奴がヤバイぞ、、」

巨神兵士は拓実達に向かって黒い灼熱の炎を放った、、

拓実は「神聖のシールド」を念じた


「いや、忘れてたシールドを掛けるの、、」

「拓実さん、、みんな、そこまで頑丈じゃないよ、、、俺達、死ぬところだったよ」


「よし、、俺もレベルが上がったんだグレートゴーレムで攻撃だ」

「シン、新しい魔法か、、凄いな」


巨大なゴーレムが現れた、、、


グレートゴーレムは巨神兵士に向かって冥王の魔導波を2~3発、放った、、

巨神兵士は粉々に吹き飛んだ、、、

「凄いなシン、、、新しいゴーレムめちゃくちゃ強い、、」


「カズト、、まだだ、、見ろあのゲートからゾロゾロと巨神兵士が出てきたぞ」

「カズト、シン、、クロノスさんも全員で攻撃だ」


辺りは魔法攻撃で爆煙が上がった、、、


「拓実、、どうにか出来ないかもう魔力がみんな無くなるぞ」

「よし、こちらも大勢で戦うぞ、、聖騎士軍団アクアの召喚魔法、、、」


拓実達の前に聖騎士軍団アクアが現れた


「よし全員であの巨神兵士を倒せ」

聖騎士軍団アクアは巨神兵士を次々に倒していった

「いいぞ、、、その調子で巨神兵士を全員

倒してくれ」

しばらくすると巨神兵士は全滅した、、



セノーテ王国、、、

「おい、、あの大きな竜は、、なんだ、、、セノーテ王国に向かって来るぞ」

「大丈夫か、、、大魔導師クロノス様は、今、泉の方に行っているはずだ」


「じゃあ、、誰があの大きな竜を倒すんだ」

「確か、、ウィザードの勇者達がこの国に来ているらしい」

「今、、ここにいるのか、、」

「わからない、、」


「いますけど、、あなた達の目の前に、」

「何、タマミ、、何、、言っているの」


「美幸さん結界があるから、、大丈夫だと思うけど、あの竜、どうやって倒そうか、接近戦は全員、飛行の魔法苦手だから無理ね、こんなに遠いと魔法攻撃できるかしら、、」


「ミール、、あの竜は、ヒエンに任せて」

「いいの、、ヒエン、、やりずらくないの」

「大丈夫、、、人間を攻撃する奴は、許さないよ」

「お前も攻撃したじゃないか」

「タマミ、、ヒエンは一回も攻撃してないもん、、あれは別の火竜だもの、、」

「お前が命令したんだろう、、」

「何の事、、タマミ、、最近、耳が悪くて」

「お前は、、今は、子供じゃないか」

「可愛い、女の子よ」

「、、、、どこがだ、、、」


上空から古代竜は魔界光線をセノーテ王国に向けて放った、、、


結界の外で大爆発した、


「うわっ、、やられた、、、あれ、、なんともない、、どうして」

「おい、、上を見て見ろよ、、国、全体が膜の様なものでおおわれているぞ」

「もしかしたら、結界か、、誰がこんなに大きな結界を、、、やはり、ウィザードの勇者達がいるんだ、、どこにいるんだ」


「ここにいるよ、、美人だし、目立つだろう、、、気ずけよ」

「タマミ、、また独り言を言ってる」


その後も古代竜の攻撃は続いた


「ミール、、竜に戻ってヒエンがあの竜を倒すよ」

「ヒエン、気をつけてね」

「ヒエン、、私が魔法を使おうか、、」

「うんん、、ミユキはいつも大変な思いをしてるから、、今回は休んで、、」


ヒエンは結界から飛び出すと、火竜に変身した、、、


「おい、、もう1体竜が現れたぞ」

「いや、違う、女の子が竜に変身した」

「勇者達の仲間に、竜に変身する女の子がいるらしいぞ」

「じゃあ、やっぱり勇者達がいるんだ」


「だから、、ここにいるよ、、、こんなスタイルのいい美女、、わからないの勇者の仲間には絶世の美女がいるじゃない」


「タマミ、、また独り言なの、、変な人に見えるよ」


古代竜は、火竜に変身したヒエンに向かって魔界光線を放った、、、


ヒエンは翼を広げて飛ぶと簡単に避けた


「弱っちいな、、、そんなんじゃ当たらないよ、、魔界光線はこうするのよ、、、」

ヒエンは「魔界大光線波」を放った

古代竜の放った魔界光線の10倍の大きさだ、、、


古代竜は跡形もなく消えた


戦い終えるとヒエンは女の子に戻った、、


「おい、あの子、大きな竜を簡単に倒したぞ、、やっぱり勇者様の仲間だ」

「俺達、、助かったのか、、良かった」

セノーテ王国の人々は歓声をあげた





破壊神と大地の女神



奇跡の泉、、、


「拓実、、あの巨神兵士は全滅したな」

「後は、、あの小さな奴だけだな、、拓実、簡単に片付けてくれ」

「ウオーカ、、見た目で判断しないで、、、奴は魔力を相当抑えてる」


その時、、拓実達の後ろに、、綺麗な女性が現れた、、


「いや、、なんとも、、お綺麗な女性だ、、えっ、女神様か」


「すみません、、私はセノーテ西の森の大地の女神です」

「セノーテ王国は良い人ばかりです、、私の森もルールを守ってちゃんとしています、、それに森をキレイにしてるわ」


「お礼を、兼ねてこの泉をプレゼントしました、、まさか、、あのような者が現れるとは思いませんでした、、すみません」


「いえいえ、、女神様、、謝らないで下さい、、、ワシらの管理不足なのだから」

「クロノスとにかくあの魔族を片付けてから対策を検討するぞ」


「あれは、、ただの魔族じゃないわ、、色んなところを破壊している、、悪名高い、破壊神ですよ、、、」


すると、破壊神が魔力を上げて急に巨大になった、、、

「ウオーカ魔力が上がったぞ、、それになんて大きさだ、、さっきの巨神兵士より大きいじゃないか」

「んん、、、拓実、、どうにかしてくれ」


「ああ、わかったよ、、あいつを倒せば終わりだな、、朱雀、、よろしく」


拓実は「朱雀の召喚魔法」を念じた


空が黒い雲で覆われた、、稲光が広がり

異空間が、現れ、、その中から朱雀が現れた


朱雀は拓実の前に来ると人型に変化した


「ご主人様、、あなたも、色々と巻き込まれる人だな、、、それが面白いが、、、」


「今度は、、あの破壊神ですか、、」

「やっぱり、、朱雀は、、玄武とは違うな、、あいつは俺が説明しても、めちゃくちゃにする、、」

「ご主人様、、玄武と一緒にしないで下さい、、あいつはまだ、未熟だから」

「ご主人様、あの破壊神を片付けますぞ」

「さすが、、朱雀、、話が早い、、」


破壊神が拓実達に、最大魔法、、「暗黒の海王波」を放った


水の槍が拓実達に、放たれた


朱雀は「神聖の神の無限シールド」を唱えた

水の槍は全て、、跳ね返された


朱雀は「神聖の神隠し」を唱えた


大きな異空間からいつもより大きな手が、、破壊神をつかんだ、破壊神は動けない、、、


大きな手は破壊神を異空間に引きずりこんだ、、、

異空間は、、破壊神を飲み込むと、、消えた


辺りは、、静かになった、、、


「ウオーカ、、終わったのか、、、」

「ああ、、、魔物達は全部いなくなった、」


「ありがとうございます、、この森もこれで静かになります」

「大地の女神様、、この泉にこれ以上問題が起こらない様にしますぞ」

「ウオーカ、、何か、いい対策があるのか」

「いや、クロノス、、、、、まだ、検討中だ、、拓実、、何かないか」


「シン、カズト、お前達は、何かないのか、、、」


「急に言われても、、ウオーカさん、、無理だよ、、、」


「ウオーカ、、結界の魔法と幻影の魔法で解決するだろう」

「そうか、、誰も、それだと近付けないな」

「ウオーカ、、幻影の魔法は最上級クラスの魔法で、使える者はあまりいないぞ」


「ああ、大丈夫だ、、拓実は簡単に使っているから、、大地の女神様、、それでいいか」

「ええ、、お願いします」


拓実は「神聖の結界の魔法と神聖の幻影の魔法」を念じた

拓実の体から大きな魔力が広がった

泉の上空の空間が大きく歪み、、、

次の瞬間、泉は姿を消した、辺り一面森しか見えなくなった、


大地の女神はお礼を言って消えた、、


「クロノスさん、、セノーテ王国の心のきれいな人々はこの結界の中に入れるはずだ、、それ以外の者は入れない、、それは魔族や魔物であっても、、、」


「いや、、本当に凄いな、、ウオーカ、、ウィザード王国は、、、妹達も、、、生きていたら、、ミールやマリンの活躍や大きくなった姿を見れたのに、、、」

「、、、、、本当だな、、」


「クロノス、、セノーテ王国が心配だ、、戻るぞ」



帰還、、



拓実達はセノーテ王国に戻った


「ミール、、大丈夫だったか、、」

「ええ、、クロノス叔父様、、古代竜はヒエンが倒したわ」

「さすがだな、、」


その日は王宮で晩餐が開かれた

「ウィザード王国勇者様ありがとうございます、この国を代表してお礼をいいます」

「ウオーカ、、今日はたくさん飲んでいいぞ、、」

「カズト、シン、お前達も飲んでいるか」

みんな、お酒を飲み盛り上がっていた


拓実は美幸達と会食をしていた、、、

「ご主人たま、、どうして、おじちゃん達と飲まないのか、、、」

「何の事かな、、、今日はやめとく」

「拓実、、あんた飲めないじゃない」

「本当に、つまらない男だな、、、美幸こんなんでいいの」

「そうよ、、ミユキ、、マリンだったら無理だよ」

「えっ、、ええと、良いとこもたくさんあるのよ、、、」

「そうよ、、、拓実さんはやさしいし」

「何で、ミールがかばうの、、、」


その日は遅くまで盛り上がった、、、


次の日の朝


「ミール、、マリン、、妹達はもういないけどまた遊びにでも来てくれ」

「クロノス叔父様、、叔父様もウィザード王国に来て、、お母様達はいなくても、、」

「そうだな、、、」

「叔父様、、本当よ、マリン待っているからね、、、」


飛行船はセノーテ王国の上空にゆっくり浮かぶと、、ウィザード王国に向かって飛んだ


ウィザード王国王宮広間、、


「ウオーカ、、クロノスは元気だったか」

「ああ、兄貴、、変わらずだ、、まだ、現役の魔法使いだよ、、」

「そうか、、」

「そうよ、クロノス叔父様の方がもっと若々しいよ、、お父様、聞いてるの」

「さてと、仕事がいそがしい、、、じゃあな、、タクミ殿、、」



「さてと、俺達も帰るか、、」

「ウオーカ、、また連絡してくれ」

「おお、、拓実よろしくな、、、」


「異世界転移魔法」、、、


拓実の部屋の空間が歪み、次の瞬間、、

拓実達が現れた、、


「あ~、疲れた、、魔法の世界じゃ疲れた事がないのに、この世界に戻ると疲れる」

「拓実さん、、魔法の世界で魔力をたくさん使うからその代償じゃないの」

「みんな、そうなのか、、」


「えっ、、全然、、私は疲れないよ、、」

「多摩美は真面目に戦ってないからだよ」

「失礼ね、カズト、あんただってそうでしょう、、クララがいる時しか活躍しないじゃない、、、」


「私も、たいして疲れないから、拓実さんはかなり魔力を使っているんだわ」

「美幸、、あんたもおかしいよ、、あんなに魔力を使っているのに、、、」

「さあ、、解散、、解散、、」


カズトと多摩美は帰って行った

拓実はいつものように美幸を家まで送った


拓実は疲れたのか、部屋でそのまま寝てしまった、、、

「はっ、、、海で溺れる夢を見た、、、えっまさか正夢、、今度は海なの」

なかなか疲れのとれない拓実だった、、



END

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