第2話、魔法使いは憂鬱
魔法使いと魔法の国ウィーザード
魔法使いは憂鬱(2)
魔法使い再び
俺の名前は川崎拓実平凡な男である
平和ボケした現代でのんびり過ごしている
が、、、彼はすこし前は魔法使いだった
そのときの記憶はない、、、
「最近、どうも、同じような夢を見る事が多いな」
「小さな人影が現れて俺の名前を呼ぶ、
顔がぼやけていて、近くで見ようと
すると消えてしまう、でも声だけ聴こえる」
「その繰り返しだ、何か思い出しそうで、、
そのたびに声も聴こえなくなる、、、」
拓実は、寝不足の状態で朝を迎える、、、、
その内、起きているときも幻聴が聞こえる
様になった
「俺、おかしくなったの」
残業でおそくなった日の夜、
俺はくたくたですぐに寝そうだった、
すると部屋が霧の様に真っ白になり、
静電気が弾ける様にパチパチと音がなった、そして、俺の前に小さなおじさんが現れた、、、、
「何、何、何俺は夢見てるの」
「拓実、、、」
「なんで俺の名前を、、、」
「なんだ、まだ魔法効いているのか」
「ワシの魔法も捨てたもんじゃないな」
「じゃあ魔法を解くとしようか」
小さなおじいさんは手のひらを上にかざして
呪文を唱えた、「封印解除の魔法」
辺りが白く包まれた
「おい拓実、、、、気がついたか」
俺は長い夢から覚めた感じがした、
「あ~あなたは、どなた」
「おい魔法解けてるぞ」
「あ、小さなおじいさん、お久しぶり」
「悪いがお前に頼みたいことがある
ワシの住む魔法の国ウィザード王国が大変な事になっている」
「お前の力を貸して欲しい」
話の最中、電話が鳴った、、、
「誰だ、こんな遅く、、はい、川崎ですが」
「師匠、師匠、俺、俺、今急に師匠の事思い出した、、、、高津です、高津一人です、俺は、今までどうして、師匠の事忘れていた」
「拓実、、あいつらの魔法も解けちゃったみたいだな」
その後、多摩美からも電話が来た、
魔法使い魔法の国へ(ウィザード王国)
次の日二人は家に来た
「よう、、、久しぶりだな、、お前ら元気だったか、、、」
、カズトと、多摩美も
「小さなおじさんこんにちは」と返した
「お前らは、友達か」
「早速で悪いがこれから転移の魔法を掛けるぞ」
「あの~何処かに行くんですか」
「ちょっとした旅行だ」
「おじさん、、あの二人はどうするの」
「ちょうどいい、二人も連れていく」
「あの二人も魔力を感じる、役に立つはず」
小さなおじさんが魔法を唱えた
辺り一面霧につつまれ真っ白になった
静電気が弾けるようなパチパチと音がした、
「おい、こっちだ」
指差す先に光の渦が見えた
光の渦を通ると俺達は森の中に出た
「これが魔法の世界なの、、自分たちの世界とあまり変わらないよ」
二人はあまり驚いていないみたいだ、それどころかニコニコしている
俺は、小さなおじさんが居ないことに気がついた、
「お~いおじさん」
すると木の影から大きな男が現れた、俺達は身構えた、、、
「小さ、小さなおじさん」
「拓実、、ワシの顔忘れたのか」
「でも大きいし、、どうして、、」
「これがいつものワシじゃお前達の世界に行くとあいつの呪いか体が小さくなるんだ
それとワシにも名前があるウオーカと言う」
すると多摩美が「ウオーカさん、私はタマミです」とあいさつした、
「魔法の世界と言っても、、お前達の世界とそんなに変わらないだろう」
「魔法の世界なの、驚いたな、、でも森の中だよ、街までどうやっていくの、」
「ワシに任せろ」
「魔法で移動するのさ簡単なことだ
1度行った場所には瞬間に行く事が出来る」
「その前に、お前達全員の格好、この世界の
服に、着替えて貰うぞ、次来るときは
魔法が、発動してその格好になってるはずだ」
「次来る時って、どういう事」
「さて王都まで移動するか」、ウオーカが魔法を唱えた、「瞬間移動魔法」
魔法の国王都
拓実達は、王都の入り口に着いた、
入り口では近衛兵達が大騒ぎをしていた、
ウオーカが「何事だ」と言った、
「ウオーカ様、先程ドラゴンの群れが偵察するように王都の上を飛んで行きました」
拓実たちは王都の中に通された、
「思っていたよりかなり大きな国だな」
「お前達これからウィザード国王と会って貰うからな」
「くれぐれも無礼の無いように」
拓実は凄く不安になった、
「あの二人、大丈夫か、変な事をしないよな、、、」
王宮の王さま前に通された、、、、
拓実達は頭を上げた、
「あれ王さま、小さなおじさんと同じ顔だ」
するとウオーカが「似てるだろ、ワシの
双子の兄貴さ」、
「お兄ちゃん面白い、写メ取っていいかな」
「王さまもピースしてるし」
カズトが王さまと多摩美二人の写メ取っているし
「これって無礼じゃないのか」
「ウオーカ笑っているし、お前の言っている無礼って何んだよ」
拓実達はウオーカに案内され別の部屋に行った
そこには綺麗な若い女性がいた
「お父様、、お久しぶりです」
「えっ、、、何、」するとウオーカがニッコリ笑って、、、
「ミール元気だったか」
「似てねー」
「ミールはワシの娘だ、、回復魔法師をやっている、多摩美は回復魔法の魔力を持っているミールに指導して貰うぞ」
多摩美はキョトンとしている、、
「えっ私、、魔法使いなの?」、、、、
「カズトお前は魔法剣士の魔力がある」
「これからワシが魔法と剣を教える」
「俺は剣士、カッコイイイ」と無邪気に喜んだ
「ウオーカ、、俺はどうするの」
するとウオーカが、、、
「秘伝書の攻撃魔法をすこしでも継承しろ、あれはお前にしか見えない」
次の日から一人と多摩美は魔法使いとしての
修行が始まった
拓実は、と言うとひとりで秘伝書を読んでいるだけ
「何か学校で自習してるみたい、こんなんで
魔法使えるの」、、、、
最大の敵
ウオーカが拓実達を連れて来た理由について
話し始めた、
「拓実、お前横浜の事覚えているな、あいつを、操っていた奴の名はドーマン
と言って昔はワシと同じ王宮魔法使いだった男だ、しかし奴は自分の魔力を過信して反逆をおこした、しかし我々王宮魔法使いによって西の魔の洞窟に封印された」、、、
「結界の魔法が弱まったのかドーマンの魔法でワシはお前達の世界へ飛ばされ気がついたら体が小さくなって檻の様な所に封印されていた、奴はワシの魔法が弱まったお前達の世界であの魔法秘伝書と指輪を奪おうとしたのじゃ」
「そこでワシは、ワシと似てる魔力波動を感じた拓実に秘伝書と指輪を預けた、、、後は知っているな、」
「お前達と別れた後魔法の国に帰ると
封印されていた、ドーマンの姿が消えていた
ワシがいない間に西の森で魔物の動きが激しくなったそうだ、、、
討伐隊が向かったが誰も帰って来なかったそうだ」
「ドーマンが消えた事と関わりあるのか、
そこで拓実、お前達に手伝って貰おうかと
お前達の世界にもう一度行ったのじゃ、、
魔法秘伝書読めるの、ワシと拓実だけだから」、、
それからも、一人と多摩美の魔法修行は続いた
俺は、相変わらず読書、、、「本当にこれでいいの」、、、
「そう言えばウオーカがどうもドーマンだけの仕業じゃない誰か協力者がいるとも言っていた」
修行の成果
俺達は気晴らしに王都を散策した、
多摩美は写メ撮りまくっているし、
人々は不思議そうに見てるし、
王都は賑わっているように見えるが、
人々は不安そうな顔をしている
王宮に帰ると、、、
ウオーカが「明日は修行の成果を見せて貰うぞ」と言った、、
次の日俺達はウオーカと西の森へ向かった
「ここは、討伐隊が帰って来なかった場所じゃないの大丈夫なの」多摩美が不安そうに言った
ウオーカが「大丈夫そんなに森の奥まで行かないから、さてここで始めようか」
ウオーカが魔法を唱えた
「さあ魔物が来るぞ」
「一人お前は剣と魔法を使って攻撃しろ」
「多摩美お前は結界を張って防御魔法と回復魔法を同時にやれ」
「凄い二人供、魔法を使っている」、、、
「拓実お前はあの大きな魔物だ」、、
俺は秘伝書で見た炎の剣を念じたすると大きな剣が現れた
拓実がその剣を魔物に向かって振りかざすと
激しい炎が魔物をまるごと包んだ、
魔物は跡形もなく吹っ飛んだ、
ウオーカが笑って言った「さすがだな、それにお前、今、魔法詠唱していなかったぞ、無詠唱かお前達、全員合格だ」
王都襲来
初めての実戦で拓実達は疲れて、ウィザード王国に帰ると王都の様子がおかしい、
王都に煙りが上がっている、
「おい、どうしたんだ、、」
ウオーカが入り口の近衛兵達に聞いた、
すると、ファイヤードラゴンに乗ったドーマンが俺達がいない間に襲来して来たそうだ、ドーマン以外にもう1人男が居たと言った
「王様は大丈夫なの」、、
多摩美が心配そうに言った、
俺達は王宮に急いで向かった
王都はひどい有り様だ、王宮に着くと
そこには怪我をした王様がいた
「大丈夫だったか」、、
ウオーカはほっとした、、
王様がウオーカに、「すまないミールがドーマンに連れ去られた」と言った
ウオーカは激しく動揺した、
「ええ、、なぜ、なぜミールを」、
拓実達はこんなウオーカを見た事がないほど落ち込んでいる、、
王様の従者が「ドーマンがミールを返して欲しければ西の森、封印の洞窟に魔法秘伝書と指輪を持って来いと言っていたと、」
ドーマンとの決戦
西の森、封印の洞窟に拓実達は向かった
馬車の中は重苦しい空気が流れた
ウオーカは静かに話した
「ミールも王宮魔法師だ日頃から覚悟はしていたはずだ、」
「魔法秘伝書と指輪は渡せない、どんな事があっても、たとえミールと引き換えでも」、、、
一人と多摩美は悔しそうにしていた
拓実は、うまくいけば、ミールを助ける事が
出来る秘策があった、
「ミールと俺が入れ替わる、ミールが見えるか、魔力を感じることが出来なければ魔法は使えない、、」
「入れ替わる魔法だ、危険性もある、俺が人質になる、、」
「俺の魔法がどこまで、通用するのかわからない、、」
「これは夢ではない、現実なのだから
死ぬかもしれないってことだ」
「あれ、俺、1回死にかけたよね、確か」、、
封印の洞窟に着いた
「おい、ドーマン久しぶりだなー」
「ウオーカ、そんな事はいい、早く例の物をよこせ、娘がどうなってもいいのか」
すると、ガイラと言う男が結界が張られた檻の中のミールを見せた、
「ミール、、、」
ウオーカの顔色が変わった、拓実は今しかないと思い、、、
魔法を念じた「入れ替わり魔法」
拓実とミールが入れ替わった、結界があっても魔法が使えたぞ、もしかしたら、結界の中でも、魔法がつかえるかも、、、
「拓実、、、、」ウオーカが叫んだ
ドーマンとガイラが怒り狂った、すると
ガイラが巨大なファイヤードラゴンに変身した、、、
ミールと多摩美が結界を張り、
ファイヤードラゴンの炎を跳ね返した、
一人とウオーカは、、、
ドラゴン群れと戦っていた、
拓実はと言うと、やはり、結界の中では何もできない主人公なのに、、、、
ファイヤードラゴンの攻撃に結界が持たなく
なってきた、
何もできない拓実は、みんなの戦いを見てる
だけしかなかった、、、
「回復魔法」や「防御魔法」を唱えているミールと多摩美はギリギリの状態だ
拓実は何も出来ないやはり結界の中では魔法が使えないのか、、
「どうにかしないと、、、」
魔神の召還魔法
拓実はまだ結界の中にいる、、、「何か攻撃魔法を」、、、その時拓実の体から何かが溢れる感じがした、、、
拓実の周りに大きな光の渦が回り始めた
拓実は自分達の世界で使った魔法、、魔神の魔法の呪文を思い出した
「確かこう言う呪文だった」
あの魔法は防御も攻撃も同時に出来る
「魔神召還魔法」を念じた、、、
ミール達の前に巨大な魔神が現れた魔神が防御魔法を唱えた、
すると、その衝撃でファイヤードラゴンは吹き飛ばされた、
魔神の手から、大きな音と共に激しい雷撃が、、
ファイヤードラゴンを焼きつくした
すると、ドーマンが「何で魔神の魔法をお前があれは最高レベルの魔法じゃないか」、、
「あの男に魔神の魔法を唱えたのも、お前なのか」、、、
「何で、俺の邪魔をするんだ」、、
「お前だけがその魔法使えると思うな
俺だって使える」、
ドーマンが魔神の魔法を唱えた、
すると魔神ではないものを召還させた
それは醜い魔物のようだ、ドーマンも
驚いている
「なんだこれは、この醜い魔物、、、俺はこんな魔物召還した覚えはない」
魔物がドーマンに襲いかかり、飲み込み
自分の身体に取り込んだ、
「なんだこれは、意識が消えていく」、、、
魔物が今度はミールと多摩美の結界の方に向かった、、、
魔物は口から液体のようなものを吐き出した
結界を壊そうとしている
ミール達は必死に結界を張り続けている
俺は魔神に念じた、「ミールと多摩美を守ってくれと」
すると魔神が魔法を唱えた、、、
魔物の上に大きな魔方陣が現れた
魔方陣から光の渦が魔物を包んだ、魔物は
苦しがっている、魔物の体は光の中で溶けてしまった
辺りは一面光に包まれた次の瞬間、魔神は
消えた、
結界が解かれミールと多摩美は
崩れる様に座り込んだ
ウオーカと、一人もドラゴンとの戦いが
終わったみたいだ
拓実をおおった結界もいつの間にか消えてた
「拓実、やったな見事だぞ」、
「魔神召還魔法まで自由に使えるとは
召還魔法は、高レベルの魔法だ、ワシでも
呪文位は知っているが、発動するかわからないからな」、、、
「いやあれは、以前横浜との戦いのときに
俺に誰かが教えてくれた」、
ウオーカが「ワシは教えてないぞ、お前と俺しか魔法秘伝書は読めないし、、、今のお前が過去のお前に教えたとしか思えない」
「そんな事出来るの」
「ああ、異次元転移魔法を使いお前が思うことを念じれば可能だ、異次元転移魔法は、ワシが教える」
「やった方がいい過去が変わるぞ、」
拓実は「異次元転移魔法」を念じた、
過去の拓実に、魔神の召還魔法を教えた、
「俺の言う通りに魔法を念じろ、、、、、早くしろ、、」
「これで、大丈夫だ、でもおかしくない
最初に、誰が魔神の魔法おしえたの、、、
考えると頭が、おかしくなる、やめた」、、
ウオーカが「ワシも波長が合うお前だから、空間魔法で話す事が出来たぞ、違う世界から話すときは異次元」、
「WiFiじゃないの」
ウオーカは聞こえないふりをした
「さて、ウィーザード王国に戻るとするか
今夜は宴だぞ、飲むぞ~」、
「お父様あんまりハメをはずしたらダメですよ、」ミールが笑いながら言った
俺達の世界へ
王宮では、ウィーザード国王達が出迎えた
その日の夜は王都中、お祭り騒ぎだった
夜が明け、俺達は自分たちの世界に帰る事に
なった、
ウオーカが「拓実、異次元転移魔法でお前の部屋を思えば転移できるはずだ」
ミールや王様達も見送りに来てくれた
拓実は「異次元転移魔法」を念じた
辺りが白く光り静電気の弾けるパチパチと音がした、
ミールが「寂しくなるわ」、と言った
多摩美が、「また来るから大丈夫だよ」と言うと
ウオーカが「それは無理だな、だって拓実が
お前達の世界では、魔法はいらないと言った
から、、、」、、、、
ウオーカの声は最後まで聞こえなかった、、白い渦を抜けると拓実の部屋に現れた
「本当に帰ってこれた、それに日にち俺達が
魔法の国に行った日だ」、、、
多摩美が「ねえもう一度さっきの魔法を念じて見せて」と言った、、、
拓実も確認の為魔法を念じた
何も起こらない、別の魔法を念じても同じだ
「えっもう向こうにいけないの」
一人も横で魔法を唱えたが何も起こらない、「俺、何も言ってないのに」、、、
多摩美も同じだ、、
「えっ、もうミールに会えないの~」
「ウオーカの奴、最後に言っていたのがこれの事だったのか」、、、、
すると、拓実の耳元にウオーカの声が
「拓実、また一大事だよー、なに魔法が使えないから無理、大丈夫こっちから迎えに行けるから」、、、、END
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